Low metadata storageアラートのトラブルシューティング

Low metadata storageアラートまたは従来のCDLPアラームがトリガーされた場合は、新しいストレージ ノードを追加する必要があります。

開始する前に

タスク概要

StorageGRIDは、メタデータ用に各ストレージ ノードのスペースを一定量リザーブします。このスペースは、Metadata Reserved Space(CAWM)と呼ばれます。Metadata Reserved Spaceは、オブジェクト メタデータ用のスペース(Metadata Allowed Space)と、コンパクションや修復などの重要なデータベース処理用のスペースに分かれています。
Metadata Allowed Space:ボリューム0

オブジェクト メタデータの使用スペースがMetadata Allowed Spaceの総容量を超えると、データベース処理を効率的に実行できなくなり、エラーが発生します。

StorageGRIDは、次のPrometheus指標を使用してMetadata Allowed Spaceの使用率を測定します。
storagegrid_storage_utilization_metadata_bytes/storagegrid_storage_utilization_metadata_allowed_bytes

このPrometheus式が一定のしきい値に達すると、Low metadata storageアラートがトリガーされます。

注: この式は、同じしきい値で従来のCDLPアラームがトリガーする、従来のCDLP属性Metadata Used Space (Percent)に相当します。

新しいノードを追加すると、StorageGRIDによって各サイトのすべてのストレージ ノードにオブジェクト メタデータが均等に分散され、グリッドの全体的なメタデータ容量が増加します。その他のユーザ アクションは必要ありません。Low metadata storageアラート(および従来のCDLPアラーム)は解除されます。

注: StorageGRIDはすべてのオブジェクト メタデータをすべてのサイトで保持するため、グリッド全体のメタデータ容量は最も小さいサイトのメタデータ容量に制限されます。あるサイトにメタデータ容量を追加する必要がある場合は、同じ数のストレージ ノードを追加してほかのサイトも拡張してください。

次の例では、オブジェクト メタデータがMetadata Allowed Spaceの100%以上を使用しています。これは重大な状況であり、データベース処理の効率低下とエラーの発生につながります。


メタデータに関するダッシュボードのアラーム
注意: 1つ目のストレージ ボリュームがMetadata Reserved Spaceより小さい場合(非本番環境など)は、Low metadata storageアラート(および従来のCDLPアラーム)が正しく計算されないことがあります。

手順

  1. Low metadata storageアラートの詳細を確認するには、次の手順を実行します。
    1. [Alerts] > [Current]を選択します。
    2. アラートのテーブルで、Low metadata storageアラート グループを展開し(必要な場合)、表示するアラートを選択します。
    3. アラート ダイアログ ボックスで詳細を確認します。
  2. 従来のCDLPアラームの詳細を確認するには、次の手順を実行します。
    1. [Support]を選択します。次に、メニューの[Alarms (legacy)]セクションで[Current Alarms]を選択します。
    2. テーブルに表示されたアラームの詳細を確認します。

      このページには、すべての重大度(Minor、Major、Critical)のCDLP(Metadata Used Space(Percent))アラームが表示されます。


    Metadata Used Spaceアラーム(CDLP)
    注: ストレージ ノードのCDLPアラームは、[Support] > [Grid Topology] > [Storage Node] > [DDS] > [Data Store] > [Alarms]を選択して確認することもできます。
  3. MajorまたはCriticalのLow metadata storageアラート(または従来のCDLPアラーム)がトリガーされた場合は、すぐに拡張を実行してストレージ ノードを追加します。
    新しいノードを追加すると、各サイトのすべてのストレージ ノード間でオブジェクト メタデータが自動的にリバランシングされ、アラートとアラームが解除されます。