テナント アクティビティの監視

クライアント アクティビティにはすべてテナント アカウントが関連付けられています。Grid Managerを使用して、テナントのストレージ使用状況やネットワーク トラフィックを監視できます。また、監査ログやGrafanaダッシュボードを使用して、テナントのStorageGRID使用状況に関する詳細情報を収集することもできます。

開始する前に

タスク概要

注意: 表示されるストレージの値とクォータは推定値です。 これらの推定値は、取り込みのタイミング、ネットワーク接続、ノードのステータスによって左右されます。
注意: クォータはストレージ使用量の推定値に基づいており、超過することがあります。たとえば、StorageGRIDはテナントがオブジェクトのアップロードを開始するとクォータをチェックし、テナントがクォータを超過すると新しい取り込みを拒否します。ただし、クォータを超過したかどうかを判断する際に、StorageGRIDは現在のアップロードのサイズは考慮しません。

手順

  1. テナントによって使用されているストレージの容量を確認します。
    1. [Tenants]を選択します。
      [Tenant Accounts]ページが表示されます。

      [Tenant Accounts]ページ
    2. 使用状況を表示するテナントを選択し、[Usage]をクリックします。
      [Storage Usage]パネルが表示されます。
      テナントの使用状況画面
      テナントにストレージ クォータが指定されている場合は、ストレージの合計使用容量とクォータの消費量の両方が表示されます。
  2. テナントにトラフィック分類ポリシーが適用されている場合は、そのテナントのネットワーク トラフィックを確認します。
    1. [Configuration]を選択します。次に、メニューの[System Settings]セクションで[Traffic Classification]を選択します。
      [Traffic Classification Policies]ページが表示され、既存のポリシーがテーブルに表示されます。

      トラフィックのグラフのポリシーの例
    2. ポリシーのリストを確認して、テナントに適用されているポリシーを特定します。
    3. ポリシーに関連付けられている指標を表示するには、ポリシーの左にあるラジオ ボタンを選択し、[Metrics]をクリックします。
    4. グラフを分析してポリシーがどれくらいの頻度でトラフィックを制限しているかを確認し、ポリシーを調整する必要があるかどうかを判断します。

      トラフィック分類ポリシーを作成、編集、削除するには、StorageGRIDの管理手順を参照してください。

  3. 必要に応じて、監査ログを使用してテナントのアクティビティをより詳しく監視します。
    たとえば、次の情報を監視できます。
    • 特定のクライアント処理(PUT、GET、DELETEなど)
    • オブジェクト サイズ
    • オブジェクトに適用されているILMルール
    • クライアント要求の送信元IP
    監査ログはテキスト ファイルに書き込まれ、任意のログ分析ツールを使用して分析できます。これにより、クライアント アクティビティをより詳しく調べたり、高度なチャージバック / 課金モデルを実装したりできます。

    詳細については、監査メッセージを確認する手順を参照してください。

  4. 必要に応じて、Prometheus指標を使用してテナント アクティビティをレポートします。
    • Grid Managerで、[Support]を選択します。次に、メニューの[Tools]セクションで[Metrics]を選択します。[S3 Overview]などの既存のダッシュボードを使用してクライアントのアクティビティを確認できます。
      注意: [Metrics]ページで提供されているツールは、主にテクニカル サポート用です。これらのツールの一部の機能やメニュー項目は、意図的に機能しないようになっています。
    • [Help] > [API Documentation]を選択します。グリッド管理APIの[Metrics]セクションの指標を使用して、テナント アクティビティについてのカスタムのアラート ルールやダッシュボードを作成できます。