S3 multipart part too smallアラートのトラブルシューティング

S3 multipart part too smallアラートは、S3クライアントがAmazon S3の最小サイズ制限を満たしていないパートを含むマルチパート アップロードを実行しようとするとトリガーされます。

開始する前に

タスク概要

StorageGRIDでは、マルチパートの各パートにAmazon S3のサイズ制限が適用されます。S3クライアントは次のガイドラインに従う必要があります。

S3 multipart part too smallアラートがトリガーされた場合、S3クライアント ユーザに要求設定を変更するように依頼する必要があります。クライアントがマルチパート アップロードの設定を調整するまでの間、スクリプトを実行して最小パート サイズの適用を一時的に無効にすることができます。

手順

  1. アラートの詳細に表示されたテナントIDを使用して、テナント アカウントを特定します。
  2. アラートの詳細に表示されたクライアントIPアドレスを使用して、S3クライアントを特定します。
  3. すべてのクライアント ユーザにマルチパート アップロードの各パートのサイズを5MiB~5GiBにするように伝えます。最後のパートだけは5MiB(5,242,880バイト)未満でもかまいません。
  4. 必要に応じて、StorageGRIDの最小サイズ制限を一時的に無効にします。
    1. プライマリ管理ノードにログインします。ssh admin@grid_node_IP
    2. Passwords.txtのパスワードを入力します。
    3. rootに切り替えます。su-
    4. 次のスクリプトを実行します。'/usr/local/mgmt-api/app/scripts/s3-multipart-part-size-enforcement.rb --disable'
      (この変更を元に戻す場合は--enableを使用します)
      注: このスクリプトは、StorageGRID 11.5では削除されます。StorageGRID 11.5にアップグレードしたあとは、すべてのS3クライアントが5MiB~5GiBのパート サイズを使用する必要があります。
  5. S3クライアントがマルチパート アップロード要求設定を更新したかどうかを確認します。
    1. テスト オブジェクトをアップロードするようにクライアントに依頼します。
    2. [ILM] > [Object Metadata Lookup]に移動し、オブジェクトを検索します。
    3. 各パート(セグメント)のサイズが5MiB(5,242,880バイト)よりも大きいことを確認します。
  6. サイズ制限を無効にした場合は、制限より小さいパートがあるS3マルチパート アップロード要求(無効にしていなければ失敗していた要求)を探します。
    1. /var/local/log/bycast-err.logファイルにアクセスします。
    2. ログ ファイルをgrep検索します。
      • テナントIDをgrepして、特定のS3テナント アカウントに関連するエラーを検索します。
      • EntityTooSmallをgrepして、最小サイズのチェックが有効であれば失敗していた要求を検索します。