ネットワーク ボンディング モード

サービス アプライアンスのネットワーク ポートは、グリッド ネットワークおよびクライアント ネットワーク接続用に、FixedまたはAggregateのポート ボンディング モードをサポートします。

Fixedポート ボンディング モード

Fixedポート ボンディング モードは、ネットワーク ポートのデフォルトの設定です。

SG100のFixedポート ボンディング モードSG100のFixedポート ボンディング モード

SG1000のFixedポート ボンディング モード
SG1000のFixedポート ボンディング モード
番号 ボンディングされるポート
C ポート1と3がクライアント ネットワーク(使用される場合)用にボンディングされます。
G ポート2と4がグリッド ネットワーク用にボンディングされます。
Fixedポート ボンディング モードを使用する場合は、Active-BackupモードまたはLink Aggregation Control Protocol(LACP)(802.3ad)モードを使用してポートをボンディングできます。
  • Active-Backupモード(デフォルト)では、一度に1つのポートのみがアクティブになります。アクティブなポートで障害が発生すると、自動的にバックアップ ポートにフェイルオーバーして接続が継続されます。ポート4がポート2のバックアップ パスとなり(グリッド ネットワーク)、ポート3がポート1のバックアップ パスとなります(クライアント ネットワーク)。

  • LACPモードでは、各ポート ペアでサービス アプライアンスとネットワークの間の論理チャネルが形成され、スループットが向上します。一方のポートで障害が発生した場合は、もう一方のポートが引き続きチャネルを提供します。スループットは低下しますが、接続に影響が及ぶことはありません。

注: 冗長な接続が不要である場合は、各ネットワークでポートを1つだけ使用できます。ただし、StorageGRIDをインストールしたあとにケーブルが取り外されていることを通知する[Services appliance link down]アラートがGrid Managerでトリガーされる場合があることに注意してください。このアラート ルールは無効にしても問題ありません。

Aggregateポート ボンディング モード

Aggregateポート ボンディング モードを使用すると、各StorageGRIDネットワークのスループットが大幅に向上し、追加のフェイルオーバー パスも確保されます。

SG100のAggregateポート ボンディング モード
SG100のAggregateポート ボンディング モード
SG1000のAggregateポート ボンディング モード
SG1000のAggregateポート ボンディング モード
番号 ボンディングされるポート
1 接続されたポートすべてを1つのLACPボンドにグループ化して、すべてのポートをグリッド ネットワークとクライアント ネットワークのトラフィックに使用できるようにします。
Aggregateポート ボンディング モードを使用する場合は、次の点に注意してください。
  • LACPネットワーク ボンディング モードを使用する必要があります。
  • それぞれのネットワークに一意のVLANタグを指定する必要があります。このVLANタグが各ネットワーク パケットに追加され、ネットワーク トラフィックが正しいネットワークにルーティングされます。
  • VLANとLACPをサポートするスイッチにポートを接続する必要があります。複数のスイッチをLACPボンドに加える場合は、対象のスイッチがMulti-Chassis Link Aggregation(MLAG)グループまたは同等の機能をサポートしていることが必要です。
  • VLAN、LACP、MLAG(または同等の機能)を使用できるようにスイッチを設定する方法を確認しておく必要があります。
4つのポートをすべて使用する必要がない場合、使用するポートの数は1~3のいくつでもかまいません。複数のポートを使用すると、ポートの1つに障害が発生した場合でも、ネットワーク接続を確保できる可能性が高くなります。
注: 4つのポート全部を使用しない場合は、アプライアンス ノードをインストールしたあとにケーブルが取り外されていることを通知する[Services appliance link down]アラートがGrid Managerでトリガーされる場合があることに注意してください。トリガーされたアラートに対するこのアラート ルールは無効にしても問題ありません。