ネットワーク リンクの設定

アプライアンスをグリッド ネットワーク、クライアント ネットワーク、および管理ネットワークに接続するために使用するポートのネットワーク リンクを設定できます。リンク速度およびポート ボンディング モードとネットワーク ボンディング モードを設定できます。

開始する前に

10 / 25GbEポートに25GbEのリンク速度を使用する場合は、次の要件があります。
  • 使用するポートにSFP28トランシーバを取り付けておきます。
  • この速度をサポートするスイッチにポートを接続しておきます。
  • この速度に対応できるようにスイッチを設定する方法を確認しておきます。
10 / 25GbEポートにアグリゲート ポート ボンディング モード、LACPネットワーク ボンディング モード、またはVLANタギングを使用する場合は、次の要件があります。
  • アプライアンスのポートを、VLANとLACPをサポートするスイッチに接続しておきます。
  • 複数のスイッチをLACPボンドに加える場合は、Multi-Chassis Link Aggregation(MLAG)グループまたは同等の機能をサポートするスイッチを使用します。
  • VLAN、LACP、MLAG(または同等の機能)を使用できるようにスイッチを設定する方法を確認しておきます。
  • 各ネットワークに使用するVLANタグを確認しておきます。このVLANタグが各ネットワーク パケットに追加され、ネットワーク トラフィックが正しいネットワークにルーティングされます。
  • 管理ネットワークにActive-Backupモードを使用する場合は、コントローラの両方の管理ポートにイーサネット ケーブルを接続しておきます。

タスク概要

次の図では、4つの10 / 25GbEポートが固定ポート ボンディング モードでボンディングされています(デフォルトの構成)。
E5700SGコントローラの10 / 25GbEポートが固定モードでボンディングされた状態を示す図
番号 ボンディングされるポート
C ポート1と3がクライアント ネットワーク(使用される場合)用にボンディングされます。
G ポート2と4がグリッド ネットワーク用にボンディングされます。
次の図では、4つの10 / 25GbEポートがアグリゲート ポート ボンディング モードでボンディングされています。
E5700SGコントローラの10 / 25GbEポートがアグリゲート モードでボンディングされた状態を示す図
番号 ボンディングされるポート
1 4つのポートすべてを1つのLACPボンドにグループ化して、すべてのポートをグリッド ネットワークとクライアント ネットワークのトラフィックに使用できるようにします。
次の表に、4つの10 / 25GbEポートを設定するためのオプションをまとめます。デフォルトの設定は太字で示しています。デフォルト以外の設定を使用する場合は、[Link Configuration]ページで設定を指定します。
ポート ボンディング モード ネットワーク ボンディング モード クライアント ネットワークが無効な場合(デフォルト) クライアント ネットワークが有効な場合
Fixed(デフォルト) Active-Backup(デフォルト)
  • ポート2と4がグリッド ネットワークにActive-Backupボンドを使用します。
  • ポート1と3は使用されません。
  • VLANタグはオプションです。
  • ポート2と4がグリッド ネットワークにActive-Backupボンドを使用します。
  • ポート1と3がクライアント ネットワークにActive-Backupボンドを使用します。
  • ネットワーク管理者用に、両方のネットワークにVLANタグを指定できます。
LACP(802.3ad)
  • ポート2と4がグリッド ネットワークにLACPボンドを使用します。
  • ポート1と3は使用されません。
  • VLANタグはオプションです。
  • ポート2と4がグリッド ネットワークにLACPボンドを使用します。
  • ポート1と3がクライアント ネットワークにLACPボンドを使用します。
  • ネットワーク管理者用に、両方のネットワークにVLANタグを指定できます。
Aggregate LACP(802.3ad)のみ
  • ポート1~4がグリッド ネットワークに単一のLACPボンドを使用します。
  • 単一のVLANタグでグリッド ネットワークのパケットが識別されます。
  • ポート1~4がグリッド ネットワークとクライアント ネットワークに単一のLACPボンドを使用します。
  • 2つのVLANタグで、グリッド ネットワークのパケットとクライアント ネットワークのパケットを分離できます。
ポート ボンディング モードとネットワーク ボンディング モードの詳細については、E5700SGコントローラでの10 / 25GbEポートの接続に関する情報を参照してください。
次の図では、E5700SGコントローラの2つの1GbE管理ポートが管理ネットワーク用にActive-Backupネットワーク ボンディング モードでボンディングされています。
SG6000のボンディングされた管理ポート

手順

  1. StorageGRIDアプライアンス インストーラのメニュー バーで、[Configure Networking] > [Link Configuration]をクリックします。
    [Network Link Configuration]ページには、ネットワーク ポートと管理ポートに番号が振られたアプライアンスの図が表示されます。
    SG5712のネットワーク ポートと管理ポート
    [Link Status]の表には、番号が振られたポートのリンク状態(Up / Down)と速度(1 / 10 / 25 / 40 / 100Gbps)が示されます。
    SG5712のリンク ステータス
    このページに初めてアクセスしたときの設定は次のとおりです。
    • [Link Speed]は[10GbE]に設定されています。
    • [Port bond mode]は[Fixed]に設定されています。
    • [Network bond mode]は、グリッド ネットワークの場合は[Active-Backup]に設定されています。
    • [Admin Network]が有効になっており、ネットワーク ボンド モードが[Independent]に設定されています。
    • [ Client Network]は無効になっています。

    デフォルトのリンク設定を示すスクリーンショット
  2. 10 / 25GbEポートに25GbEのリンク速度を使用する場合は、[Link speed]ドロップダウン リストで[25GbE]を選択します。
    また、グリッド ネットワークとクライアント ネットワークに使用するネットワーク スイッチが、この速度をサポートし、この速度に対応するように設定されている必要があります。ポートにSFP28トランシーバを取り付ける必要があります。
  3. StorageGRIDネットワークを有効または無効にします。
    グリッド ネットワークは必須です。このネットワークは無効にできません。
    1. アプライアンスを管理ネットワークに接続しない場合は、管理ネットワークの[Enable network]チェック ボックスをオフにします。

      管理ネットワークを有効または無効にするチェック ボックスを示すスクリーンショット
    2. アプライアンスをクライアント ネットワークに接続する場合は、クライアント ネットワークの[Enable network]チェック ボックスをオンにします。
      これで、10 / 25GbEポートでのクライアント ネットワークの設定が表示されます。
  4. 表を参考に、ポート ボンディング モードとネットワーク ボンディング モードを設定します。
    ここに示す例では、次のように設定されています。
    • [Aggregate]と[LACP]がグリッド ネットワークとクライアント ネットワークに対して選択されています。それぞれのネットワークに一意のVLANタグを指定する必要があります。値は0~4095の間で選択できます。
    • [Active-Backup]が管理ネットワークに対して選択されています。

    Aggregateモードのリンク設定を示すスクリーンショット
  5. 選択した内容に問題がなければ、[Save]をクリックします。
    注: 接続時に経由するネットワークまたはリンクを変更すると、接続が失われる場合があります。1分以内に再接続されない場合は、アプライアンスに割り当てられている他のIPアドレスのいずれかを使用してStorageGRIDアプライアンス インストーラのURLを再入力します。 https://E5700SG_Controller_IP:8443