Virtual Storage Console(VSC)、VASA Provider、Storage Replication Adapter(SRA)仮想アプライアンス7.xから最新バージョンへのインプレース アップグレードがサポートされています。
設定データには、ストレージ システムのクレデンシャルとkaminoprefs.xmlファイルおよびvscPreferences.xmlファイル内のプリファレンスが含まれます。
VASA Provider 6.Xからアップグレードする場合は、アップグレード前にVASA Providerの登録を解除する必要があります。詳細については、使用中のリリースのドキュメントを参照してください。
SRA 4.0以前からのアップグレードも実施する場合は、次の手順を実行します。
詳細な手順については、『Installation and Setup Guide for Storage Replication Adapter 4.0 for ONTAP』の「Upgrade Overview」を参照してください。これらのSRAリリースもVASA Providerを使用するため、VASA Providerの登録を解除してから最新バージョンのVSC、VASA Provider、SRA仮想アプライアンスを導入する必要があります。アップグレードが完了したら、以前のリリースのサーバ(.ova)を削除できます。
SRAをアップグレードする場合は、SRAソフトウェア(.msiファイルによってインストールされた、Site Recovery Managerサーバ上のアダプタ)をSite Recovery Managerサーバから削除する必要があります。このソフトウェアはWindowsシステムのコントロール パネルを使用してアンインストールでき、その後.msiファイルを使用して最新のSRAソフトウェアをSRAサーバにインストールできます。
VASA Providerを導入している場合は、既存の環境からのアップグレード後に、[設定の編集]オプションを使用して仮想アプライアンスのメモリ サイズを12GBに設定する必要があります。仮想メモリの予約サイズも変更する必要があります。メモリ サイズを変更する場合には、仮想マシンの電源をオフにしてください。
最新バージョンの仮想アプライアンスを導入する場合は、「VSC、VASA Provider、SRA仮想アプライアンスの導入要件」を参照してください。インプレース アップグレードの実行方法については、「VSC、VASA Provider、SRA仮想アプライアンス9.6へのアップグレード」を参照してください。