VSC、VASA Provider、SRA仮想アプライアンスでサポートされるMetroCluster構成

Virtual Storage Console(VSC)、VASA Provider、Storage Replication Adapter(SRA)仮想アプライアンスでは、ONTAPのMetroCluster IP構成とFC構成を使用する環境がサポートされます。このサポートはほぼ自動的に行われます。ただし、MetroCluster環境でVSCおよびVASA Providerを使用している場合はいくつかの違いがあります。

MetroCluster構成とVSC

プライマリ サイトとセカンダリ サイトでVSCがストレージ システム コントローラを検出することを確認する必要があります。通常、VSCは自動的にストレージ コントローラを検出します。クラスタ管理LIFを使用している場合は、VSCが両方のサイトでクラスタを検出していることを確認することを推奨します。検出されていない場合は、手動でストレージ コントローラをVSCに追加できます。VSCがストレージ コントローラへの接続に使用するユーザ名とパスワードのペアを変更することもできます。

スイッチオーバーが発生した場合、セカンダリ サイトのSVMがテイクオーバーします。このようなSVMには、名前に-mcというサフィックスがつけられています。データストアのプロビジョニングなどの処理の実行中にスイッチオーバー処理が発生すると、データストアが存在するSVMの名前が-mcサフィックスのついたものに変わります。スイッチバックが発生してプライマリ サイトのSVMに制御が戻ると、このサフィックスは削除されます。
注: MetroCluster構成の直接接続SVMをVSCに追加した場合は、スイッチオーバー後にSVM名の変更(-mcサフィックスの追加)が反映されません。他のスイッチオーバー操作は、いずれも引き続き通常どおりに実行されます。

スイッチオーバーまたはスイッチバック後、VSCで自動的にクラスタが検出されて認識されるまでに数分かかる場合があります。データストアのプロビジョニングなどのVSC処理を実行中にスイッチオーバーまたはスイッチバックが発生した場合、処理に遅れが生じることがあります。

MetroCluster構成とVASA Provider

VASA Providerでは、MetroCluster構成を使用する環境が自動的にサポートされます。VASA Provider環境では、スイッチオーバーは透過的に行われます。直接接続SVMをVASA Providerに追加することはできません。

注: VASA Providerでは、スイッチオーバーの実行後にセカンダリ サイトのSVMの名前に-mcというサフィックスが付加されません。

MetroCluster構成とSRA

SRAでは、MetroCluster構成がサポートされません。