SRMアプライアンスを導入したら、SRMアプライアンスにSRAを設定する必要があります。SRAを正しく設定すると、ディザスタ リカバリ管理のためにSRMアプライアンスがSRAと通信できるようになります。SRMアプライアンスとSRAの間の通信を有効にするためには、ONTAP toolsのクレデンシャル(IPアドレスと管理者パスワード)をSRMアプライアンスに保存する必要があります。
開始する前に
tar.gzファイルをSRMアプライアンスにアップロードする必要があります。
タスク概要
SRMアプライアンスでSRAを設定すると、SRAクレデンシャルがSRMアプライアンスに保存されます。
手順
-
puttyを使用して、管理者アカウントでSRMアプライアンスにログインします。
-
次のコマンドを使用してrootユーザに切り替えます。su root
-
ログの場所で次のコマンドを入力して、SRAで使用するDocker IDを取得します。docker ps -l
-
次のコマンドを入力してコンテナIDにログインします。docker exec -it -u srm <container id> sh
-
次のコマンドを使用して、SRMにONTAP toolsのIPアドレスとパスワードを設定します。 perl command.pl -I
<va-IP> administrator <va-password>
ストレージ クレデンシャルが保存されたことを示すメッセージが表示されます。以降SRAは、指定されたIPアドレス、ポート、およびクレデンシャルを使用してSRAサーバと通信できます。