データストアのプロビジョニング

データストアをプロビジョニングすると、仮想マシンとその仮想マシン ディスク(VMDK)用の論理コンテナが作成されます。データストアをプロビジョニングし、1台のホスト、クラスタ内のすべてのホスト、またはデータセンター内のすべてのホストにデータストアを接続できます。

開始する前に

タスク概要

[データストアのプロビジョニング]オプションを使用して、データストアのストレージ機能プロファイルを指定できます。ストレージ機能プロファイルを使用することで、一貫したサービス レベル目標(SLO)を指定でき、プロビジョニング プロセスがシンプルになります。ストレージ機能プロファイルはVASA Providerが有効な場合にのみ指定できます。ONTAP tools for VMware vSphereは、次のプロトコルをサポートしています。

データストアは、NFSボリュームまたはLUN上に作成されます。

注:
  • ONTAP tools 9.8をONTAP 9.8以降を実行するASAシステムおよび承認済みAFFシステムで使用する場合、VMFS5およびVMFS6のデータストアでVMFS LUNとボリュームを最大64TBまでプロビジョニングすることができます。

    他のプラットフォームでサポートされるLUNの最大サイズは16TBです。

  • VMwareでは、データストア クラスタに対してNFSv4.1がサポートされません。

プロビジョニング時にストレージ機能プロファイルを指定しなかった場合は、[ストレージ マッピング]ページを使用してあとでデータストアをストレージ機能プロファイルにマッピングできます。FlexGroupベースのデータストア上にプロビジョニングされた仮想マシンのデータVMDKファイルには、ストレージQoS設定、スループットの上限(最大IOPS)、およびスループットの下限(最小IOPS)を適用できます。QoS設定は、データストアを右クリックして、データストア レベルまたは個々の仮想マシン レベルで適用できます。右クリック オプションは、FlexGroup データストアをベースとするデータストアまたは仮想マシンでのみ使用できます。データストアにQoSを適用した場合、データストアまたは仮想マシンの既存のQoS設定よりも優先されます。SVM管理レベルのQoSはONTAPでサポートされないため、直接接続のSVM上にプロビジョニングされたデータストアに対してデータストア レベルまたは仮想マシン レベルでQoS設定を適用することはできません。

手順

  1. データストア プロビジョニング ウィザードには次のどちらかからアクセスできます。
    アクセスを開始するページ 操作
    vSphere Clientの[ホーム]ページ
    1. [ホストおよびクラスタ]をクリックします。
    2. ナビゲーション ペインで、データストアをプロビジョニングするデータセンターを選択します。
    3. データストアをマウントするホストを指定するには、次の手順を参照してください。
    ONTAP toolsの[ホーム]ページ
    1. [概要]をクリックします。
    2. [開始]タブをクリックします。
    3. [プロビジョニング]ボタンをクリックします。
    4. [参照]をクリックし、次の手順に従ってデータストアのプロビジョニング先を選択します。
  2. データストアのマウント先のホストを指定します。
    データストアを利用するホスト 操作
    データセンター内のすべてのホスト データセンターを右クリックし、[NetApp ONTAP tools] > [データストアのプロビジョニング]を選択します。
    クラスタ内のすべてのホスト ホスト クラスタを右クリックし、[NetApp ONTAP tools] > [データストアのプロビジョニング]を選択します。
    1台のホスト ホストを右クリックし、[NetApp ONTAP tools] > [データストアのプロビジョニング]を選択します。
  3. [新しいデータストア]ダイアログ ボックスの各フィールドを設定し、データストアを作成します。
    ダイアログ ボックス内のフィールドのほとんどはわかりやすいもので、説明を必要としません。以下は、説明が必要な一部のフィールドのリストです。
    セクション 説明
    全般 [新しいデータストア]プロビジョニング ダイアログ ボックスの[全般]セクションには、新しいデータストアのデスティネーション、名前、サイズ、タイプ、およびプロトコルを入力するオプションがあります。NFSプロトコルまたはVMFSプロトコルを選択すると、従来のデータストアを設定できます。このリリースでは、最大64TBのVMFSデータストアを設定できます。ストレージ システムにFlexGroupボリュームをプロビジョニングする場合は、データストアのデータをONTAPcluster内で分散オプションを選択します。このオプションを選択すると、ストレージ機能プロファイルをプロビジョニングに使用するチェックボックスは自動的にオフになります。FlexGroupデータストアをプロビジョニングする場合は、ONTAP 9.8以降のクラスタのみが選択対象として表示されます。vVolデータストアの設定にはvVolデータストア タイプを使用します。VASA Providerが有効になっている場合は、ストレージ機能プロファイルを使用するかどうかも指定できます。[データストア クラスタ]オプションは、従来のデータストアでのみ使用できます。VMFS5またはVMFS6ファイルシステムを指定する場合は、[アドバンスト]オプションを使用してください。
    ストレージ システム [全般]セクションで該当するオプションを選択した場合、リストからいずれかのストレージ機能プロファイルを選択できます。FlexGroupデータストアをプロビジョニングしている場合、このデータストアに対応するストレージ機能プロファイルはサポートされていません。ストレージ システムとStorage Virtual Machineに対する推奨設定があらかじめ選択されています。ただし、これらの値は必要に応じて変更可能です。
    ストレージ属性 [アグリゲート]オプションと[ボリューム]オプションには推奨値があらかじめ入力されています。これらの値は要件に応じてカスタマイズが可能です。FlexGroupデータストアの場合、アグリゲートは自動的に選択されるため、アグリゲートの選択はサポートされません。[アドバンスト]メニューの下にある[スペース リザベーション]オプションにも、最適な結果となる値があらかじめ設定されています。
    概要 新しいデータストアに対して指定したパラメータの概要を確認できます。[概要]ページに新しく追加されたボリュームの形式フィールドを使用して作成したデータストアのタイプを指定できます。ボリュームの形式は、FlexVolまたはFlexGroupのいずれかです。

注: 従来のデータストアに属するFlexGroupは、既存のサイズより小さくすることはできませんが、最大120%まで拡張できます。これらのFlexGroupボリュームではデフォルトのSnapshotが有効になります。

  1. [概要]セクションで、[完了]をクリックします。