[ソース Snapshot コピーの選択]ダイアログ ボックス
[ソース Snapshot コピーの選択]ダイアログ ボックスを使用して、保護関係間でデータを転送するためのSnapshotコピーを選択するか、デフォルトの動作を選択します。選択するオプションは、関係を初期化、更新、再同期するかどうか、および関係がSnapMirrorとSnapVaultのどちらであるかによって異なります。
デフォルト
SnapVault関係およびSnapMirror関係の初期化、更新、転送の再同期に使用されるSnapshotコピーを決定する際のデフォルトの動作を選択できます。
SnapVault転送を実行する場合、各処理のデフォルトの動作は次のとおりです。
処理 | ソースが読み取り/書き込みの場合のデフォルトのSnapVaultの動作 | ソースがデータ保護(DP)の場合のデフォルトのSnapVault動作 |
---|---|---|
初期化 |
新しいSnapshotコピーを作成して転送します。 |
最後にエクスポートされたSnapshotコピーを転送します。 |
更新 |
ポリシーの指定に従って、ラベルが設定されたSnapshotコピーだけを転送します。 |
最後にエクスポートされたSnapshotコピーを転送します。 |
再同期 |
最も新しい共通のSnapshotコピーのあとに作成され、ラベルが設定されたすべてのSnapshotコピーを転送します。 |
ラベルが設定された最新のSnapshotコピーを転送します。 |
SnapMirror転送を実行する場合、各処理のデフォルトの動作は次のとおりです。
処理 | デフォルトのSnapMirror動作 | SnapMirrorからSnapMirrorへのカスケード関係で 2 番目のホップである場合のデフォルトのSnapMirror動作 |
---|---|---|
初期化 |
新しいSnapshotコピーを作成して、そのSnapshotコピーおよびその前に作成されたすべてのSnapshotコピーを転送します。 |
ソースからSnapshotコピーをすべて転送します。 |
更新 |
新しいSnapshotコピーを作成して、そのSnapshotコピーおよびその前に作成されたすべてのSnapshotコピーを転送します。 |
すべてのSnapshotコピーを転送します。 |
再同期 |
新しいSnapshotコピーを作成して、ソースからSnapshotコピーをすべて転送します。 |
セカンダリ ボリュームから3番目のボリュームにすべてのSnapshotコピーを転送し、最も新しい共通のSnapshotコピーの作成後に追加されたデータを削除します。 |
既存のスナップショットコピー
リストから既存のSnapshotコピーを選択できます(Snapshotコピーの選択が許可されている場合)。
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スナップショットコピー
転送用に選択可能な既存のSnapshotコピーが表示されます。
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作成日
Snapshotコピーが作成された日時が表示されます。最新のSnapshotコピーがリストの先頭に表示されます。
SnapVault転送の実行時に、ソースからデスティネーションに転送する既存のSnapshotコピーを選択する場合、各処理の動作は次のようになります。
処理 | スナップショットコピーを指定する場合のSnapVaultの動作 | カスケードでスナップショットコピーを指定する場合のSnapVaultの動作 |
---|---|---|
初期化 |
指定したSnapshotコピーを転送します。 |
データ保護ボリュームに対しては、ソースSnapshotコピーの選択がサポートされません。 |
更新 |
指定したSnapshotコピーを転送します。 |
データ保護ボリュームに対しては、ソースSnapshotコピーの選択がサポートされません。 |
再同期 |
選択したSnapshotコピーを転送します。 |
データ保護ボリュームに対しては、ソースSnapshotコピーの選択がサポートされません。 |
SnapMirror転送の実行時に、ソースからデスティネーションに転送する既存のSnapshotコピーを選択する場合、各処理の動作は次のようになります。
処理 | スナップショットコピーを指定する場合のSnapMirrorの動作 | カスケードでスナップショットコピーを指定する場合のSnapMirrorの動作 |
---|---|---|
初期化 |
ソース上のすべてのSnapshotコピー(指定したSnapshotコピーまで)を転送します。 |
データ保護ボリュームに対しては、ソースSnapshotコピーの選択がサポートされません。 |
更新 |
ソース上のすべてのSnapshotコピー(指定したSnapshotコピーまで)を転送します。 |
データ保護ボリュームに対しては、ソースSnapshotコピーの選択がサポートされません。 |
再同期 |
ソースからすべてのSnapshotコピー(選択したSnapshotコピーまで)を転送し、最も新しい共通のSnapshotコピーの作成後に追加されたデータを削除します。 |
データ保護ボリュームに対しては、ソースSnapshotコピーの選択がサポートされません。 |
コマンド ボタン
各コマンド ボタンを使用して次のタスクを実行できます。
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提出する
選択内容を送信して、[ソース Snapshot コピーの選択]ダイアログ ボックスを閉じます。
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キャンセル
選択内容を破棄して、[ソース Snapshot コピーの選択]ダイアログ ボックスを閉じます。