LinuxシステムでMySQLデータベースのバックアップを復元する
データ損失やデータ破損が発生した場合、Unified Managerを以前の安定した状態にリストアすることでデータ損失を最小限に抑えることができます。Unified Managerデータベースは、Unified Managerメンテナンス コンソールを使用してローカルとリモートのどちらのRed Hat Enterprise Linuxシステムにもリストアできます。
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Unified ManagerがインストールされているLinuxホストのrootユーザのクレデンシャルが必要です。
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Unified Managerサーバのメンテナンス コンソールへのログインが許可されているユーザIDとパスワードが必要です。
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リストア処理を実行するシステムにUnified Managerのバックアップ ファイルとデータベース リポジトリ ディレクトリの内容をコピーしておく必要があります。
バックアップファイルをデフォルトのディレクトリにコピーすることをお勧めします。/
data/ocum
-バックアップ。データベースリポジトリファイルは、/`database-dumps-repo`サブディレクトリの下/`ocum-backup`ディレクトリ。 -
バックアップファイルは `.7z`タイプ。
リストア機能は、プラットフォームおよびバージョンに固有の機能です。Unified Managerのバックアップは、同じバージョンのUnified Managerにのみリストアできます。Red Hat Enterprise Linuxシステムにリストアできるのは、Linuxのバックアップ ファイルと仮想アプライアンスのバックアップ ファイルです。
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バックアップ フォルダの名前にスペースが含まれている場合は、絶対パスまたは相対パスを二重引用符で囲む必要があります。 |
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新しいサーバへのリストアを実行する場合は、Unified Managerのインストールの完了後に、UIを起動したり、クラスタ、ユーザ、または認証設定を設定したりしないでください。これらの情報は、リストア プロセスでバックアップ ファイルから取り込みます。
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Secure Shellを使用して、Unified ManagerシステムのIPアドレスまたは完全修飾ドメイン名に接続します。
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メンテナンス ユーザ(umadmin)の名前とパスワードでシステムにログインします。
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コマンドを入力してください `maintenance_console`Enter キーを押します。
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メンテナンス コンソールの メイン メニュー で、 バックアップの復元 オプションの番号を入力します。
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*MySQL バックアップの復元*の番号を入力します。
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プロンプトが表示されたら、バックアップ ファイルの絶対パスを入力します。
Bundle to restore from: /data/ocum-backup/UM_9.8.N151113.1348_backup_rhel_02-20-2020-04-45.7z
リストア処理が完了したら、Unified Managerにログインできます。
バックアップをリストアしたあとにOnCommand Workflow Automationサーバが動作しなくなった場合は、次の手順を実行します。
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Workflow Automationサーバで、Unified ManagerサーバのIPアドレスを最新のマシンを参照するように変更します。
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手順1で取得に失敗した場合は、Unified Managerサーバでデータベース パスワードをリセットします。