[パフォーマンス エクスプローラ]ページの構成要素
[パフォーマンス エクスプローラ]ページを使用すると、クラスタに含まれるすべてのボリュームなど、クラスタ内の同様のオブジェクトのパフォーマンスを比較することができます。これは、パフォーマンス イベントのトラブルシューティングやオブジェクトのパフォーマンスの微調整を行う際に便利です。各オブジェクトを他のオブジェクトとの比較でベースラインとなるルート オブジェクトと比較することもできます。
ヘルス ビューに切り替える ボタンをクリックすると、このオブジェクトのヘルス詳細ページが表示されます。このオブジェクトのストレージ設定に関して、問題のトラブルシューティングに役立つ重要な情報が得られる場合があります。
パフォーマンス エクスプローラー ページには、クラスター オブジェクトとそのパフォーマンス データのリストが表示されます。このページでは、同じタイプのすべてのクラスタ オブジェクト(ボリュームとそのオブジェクト固有のパフォーマンス統計など)が表形式で表示されます。このビューで、クラスタ オブジェクトのパフォーマンスの概要を効率的に確認することができます。
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表のいずれかのセルに「 |
パフォーマンス エクスプローラー ページには、次のコンポーネントが含まれています。
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時間範囲
オブジェクト データの期間を選択できます。
事前定義の範囲を選択できるほか、カスタムの期間を独自に指定することもできます。
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表示して比較
グリッドに表示する関連オブジェクトのタイプを選択できます。
使用可能なオプションは、ルート オブジェクトのタイプと利用可能なデータによって異なります。「表示と比較」ドロップダウン リストをクリックして、オブジェクト タイプを選択できます。選択したオブジェクトのタイプがリストに表示されます。
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フィルタリング
受け取るデータの量を設定に基づいて絞り込むことができます。
IOPSが4を超えるオブジェクトに限定するなど、オブジェクト データに適用するフィルタを作成することができます。フィルタは最大で4つまで同時に追加できます。
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比較
ルート オブジェクトと比較する対象として選択したオブジェクトのリストが表示されます。
比較ペイン内のオブジェクトのデータは、カウンター チャートに表示されます。
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統計情報を表示
ボリュームおよびLUNの統計を各収集サイクル(デフォルトは5分)後に表示するか、または1時間あたりの平均として表示するかを選択できます。この機能を使用して、NetApp「パフォーマンス保証プログラム」の状況を確認するためにレイテンシ グラフを表示することができます。
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カウンターチャート
オブジェクトのパフォーマンスのカテゴリ別にグラフ形式のデータが表示されます。
通常、デフォルトではグラフが3つか4つのみ表示されます。グラフの選択コンポーネントを使用すると、追加のグラフを表示したり、特定のグラフを非表示にしたりできます。イベント タイムラインを表示するか非表示にするかを選択することもできます。
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イベントタイムライン
時間範囲コンポーネントで選択したタイムライン全体で発生するパフォーマンス イベントとヘルス イベントを表示します。