ユーザー定義のパフォーマンスしきい値イベントに応答する
Unified Managerを使用して、パフォーマンス カウンタがユーザ定義の警告または重大のしきい値を超えたことに起因するパフォーマンス イベントを調査できます。また、Unified Managerを使用してクラスタ コンポーネントの健常性を確認し、コンポーネントで検出された最近の健常性イベントがパフォーマンス イベントに関与しているかどうかを判断できます。
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オペレータ、アプリケーション管理者、またはストレージ管理者のロールが必要です。
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新規または廃止のパフォーマンス イベントが存在する必要があります。
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イベントに関する情報を表示するには、「イベントの詳細」ページを表示します。
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イベントの原因となったしきい値違反を説明する*説明*を確認します。
たとえば、「
レイテンシ値 456 ms/op により、しきい値設定 400 ms/op に基づいて警告イベントがトリガーされました
」というメッセージは、オブジェクトに対してレイテンシ警告イベントが発生したことを示します。 -
ポリシー名にカーソルを合わせて、イベントをトリガーしたしきい値ポリシーの詳細を表示します。
詳細には、ポリシー名、使用されるパフォーマンス カウンタ、超過した場合に重大または警告イベントが生成されるカウンタ値、および対象となる期間が含まれます。
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イベント トリガー時間 をメモしておけば、このイベントの原因となった可能性のある他のイベントが同時に発生していたかどうかを調査できます。
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次のどちらかのオプションを使用してイベントをさらに詳しく調査し、パフォーマンスの問題を解決するための操作を実行する必要があるかどうかを判断します。
オプション 考えられる調査措置 ソース オブジェクト名をクリックして[エクスプローラ]ページを表示する。
このページでは、オブジェクトの詳細を表示して他の同様のストレージ オブジェクトと比較し、他のストレージ オブジェクトに同じタイミングでパフォーマンスの問題が発生していないかを確認できます。たとえば、同じアグリゲート上の他のボリュームにもパフォーマンスの問題が発生していないかを確認できます。
クラスタ名をクリックして[クラスタ サマリ]ページを表示する。
このページでは、オブジェクトが格納されているクラスタの詳細を表示して、同じタイミングで他のパフォーマンスの問題が発生していないかを確認できます。