ユーザーおよびグループクォータの電子メールアドレスを生成するルールページ
[ユーザ クォータおよびグループ クォータの E メール アドレスを生成するルール]ページでは、クラスタ、SVM、ボリューム、qtree、ユーザ、またはユーザ グループに関連付けられたユーザ クォータに基づいてEメール アドレスを指定するルールを作成できます。クォータに違反が発生すると、指定したEメール アドレスに通知が送信されます。
ルールエリア
クォータのEメール アドレスに関するルールを定義する必要があります。ルールを説明するコメントを追加することもできます。
ルールを定義する方法
ルールは実行する順序で入力する必要があります。最初のルールの条件が満たされると、そのルールに基づいてEメール アドレスが生成されます。この条件が満たされなかった場合は、その次のルールへと順番に条件が評価されます。各ルールは個別の行にリストされます。デフォルトのルールはリストの一番下に表示されます。ルールの優先順位は変更可能です。ただし、デフォルトのルールの順序は変更できません。
たとえば、qtree1でのクォータ違反に関する通知をEメール アドレス「qtree1@xyz.com」で受信し、それ以外のqtreeについてはEメール アドレス「admin@xyz.com」を使用する場合は、次の順序でルールを指定する必要があります。
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if ( $QTREE == 'qtree1' ) then qtree1@xyz.com
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if ( $QTREE == * ) then admin@xyz.com
指定したどのルールの条件も満たされなかった場合は、デフォルトのルールが使用されます。
if ( $USER_OR_GROUP == * ) then $USER_OR_GROUP@$DOMAIN
複数のユーザが同じクォータを使用する場合は、ユーザの名前がカンマで区切られた値で表示され、そのクォータにはルールが適用されません。
コメントを追加する方法
ルールを説明するコメントを追加できます。各コメントの先頭に#を付加して、1行に1つずつコメントがリストされるようにします。
ルールの構文
ルールの構文には次のいずれかを使用する必要があります。
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もし (
valid variableoperator *
) それからemail ID@domain name
if はキーワードであり、小文字です。演算子は == です。「email ID」には、任意の文字、有効な変数($USER_OR_GROUP、$USER、または$GROUP)、または任意の文字と有効な変数の組み合わせを指定できます。「domain name」には、任意の文字、有効な変数($DOMAIN)、または任意の文字と有効な変数の組み合わせを指定できます。有効な変数は大文字か小文字のいずれかで指定できますが、両方を組み合わせることはできません。たとえば、$domainと$DOMAINは有効ですが、$Domainは無効です。
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もし (
valid variableoperator `string`
) それからemail ID@domain name
if はキーワードであり、小文字です。演算子には contains または == を使用できます。「email ID」には、任意の文字、有効な変数($USER_OR_GROUP、$USER、または$GROUP)、または任意の文字と有効な変数の組み合わせを指定できます。「domain name」には、任意の文字、有効な変数($DOMAIN)、または任意の文字と有効な変数の組み合わせを指定できます。有効な変数は大文字か小文字のいずれかで指定できますが、両方を組み合わせることはできません。たとえば、$domainと$DOMAINは有効ですが、$Domainは無効です。
コマンド ボタン
コマンド ボタンでは、作成したルールの保存、検証、キャンセルを実行できます。
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検証
作成したルールの構文を検証します。検証でエラーが見つかった場合は、エラーのあるルールがエラー メッセージとともに表示されます。
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工場出荷時のデフォルトに戻す
アドレスのルールを工場出荷時のデフォルト値に戻すことができます。
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保存
ルールの構文を検証し、エラーがなければルールを保存します。検証でエラーが見つかった場合は、エラーのあるルールがエラー メッセージとともに表示されます。