Unified Manager がイベントとパフォーマンスデータを保持する期間を変更する
Unified Managerでは、デフォルトですべての監視対象クラスタのイベント データとパフォーマンス データが6カ月間格納されます。この期間を過ぎると、新しいデータ用の容量を確保するために古いデータが自動的に削除されます。このデフォルトの期間はほとんどの構成に対して有効ですが、多数のクラスタとノードを含む非常に大規模な構成では、Unified Managerが最適に動作するように保持期間を短縮しなければならない場合があります。
アプリケーション管理者のロールが必要です。
この2種類のデータの保持期間は[データ保持]ページで変更できます。これらの設定は、Unified Managerインスタンスで監視しているすべてのクラスタからのデータの保持に適用されます。
|
Unified Managerはパフォーマンス統計を5分ごとに収集します。毎日、5分単位の統計が1時間単位のパフォーマンス統計に集計されます。5分ごとの履歴パフォーマンス データは30日間、1時間ごとの集計パフォーマンス データは6カ月間保持されます(デフォルト)。 |
保持期間を短くする必要があるのは、スペースが不足している場合またはバックアップやその他の処理の完了に時間がかかる場合のみです。保持期間を短くした場合の動作は次のとおりです。
-
古いパフォーマンス データは、午前0時を過ぎた時点でUnified Managerデータベースから削除されます。
-
古いイベント データはただちにUnified Managerデータベースから削除されます。
-
保持期間の前に発生したイベントはユーザ インターフェイスに表示できなくなります。
-
保持期間の前のデータについては、1時間単位のパフォーマンス統計が表示される場所には何も表示されません。
-
イベントの保持期間がパフォーマンス データの保持期間より長い場合、古いパフォーマンス イベントに対応するデータが関連するグラフに表示されない可能性があることを通知するメッセージが、パフォーマンス スライダの警告の下に表示されます。
-
左側のナビゲーション ペインで、ポリシー > データ保持 をクリックします。
-
*データ保持*ページで、イベント保持またはパフォーマンスデータ保持領域のスライダーツールを選択し、データを保持する月数まで移動して、*保存*をクリックします。