Workload Analyzer で表示されるデータは何ですか
Workload Analyzer ページには、ワークロードに影響している可能性のある現在のイベントに関する情報、イベントの原因となっている問題を修正するための推奨事項、およびパフォーマンスと容量の履歴を分析するためのグラフが表示されます。
ページの上部では、分析するワークロード(ボリュームまたは LUN )の名前と、統計情報を表示する期間を指定します。表示する期間はいつでも短縮または延長することができます。
ページの他の領域には、分析結果およびパフォーマンスと容量のグラフが表示されます。
LUN のワークロードグラフに表示される統計情報レベルは、ボリュームのワークロードグラフと同じではないため、これら 2 種類のワークロードで異なる値が表示されることもあります。 |
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* イベントサマリ領域 *
期間中に発生したイベントの数とタイプの概要が表示されます。さまざまな影響領域(パフォーマンスや容量など)のイベントがある場合は、この情報が表示され、関心のあるイベントタイプの詳細を選択できます。イベントタイプをクリックすると、イベント名のリストが表示されます。
期間中にイベントが 1 つしかない場合、一部のイベントについては、問題を修正するための推奨事項のリストが表示されます。
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* イベントタイムライン *
指定した期間内に発生したすべてのイベントが表示されます。各イベントにカーソルを合わせると、イベント名が表示されます。
イベントの詳細ページから * ワークロードの分析 * ボタンをクリックしてこのページを表示した場合は、選択したイベントのアイコンが大きく表示され、イベントを特定できます。
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* パフォーマンスチャート領域 *
選択した期間のレイテンシ、スループット( IOPS と MBps の両方)、利用率(ノードとアグリゲートの両方)のグラフが表示されます。さらに分析を行う場合は、 View performance details リンクをクリックしてワークロードの Performance Explorer ページを表示できます。
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* Latency *はワークロードのレイテンシを表示します。このグラフには3つのビューがあり、それぞれ合計レイテンシ、読み取り/書き込み/その他プロセス別の内訳、クラスタコンポーネント別の内訳が表示されます。
を参照してください "クラスタコンポーネントとその競合要因" 表示されるクラスタコンポーネントの概要の場合。
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* Throughput *には、ワークロードのIOPSとMBpsの両方のスループットが表示されます。このグラフには2つのビューがあり、それぞれ合計スループットと読み取り/書き込み/その他プロセス別の内訳が表示されます。
このグラフには、Quality of Service(QoS;サービス品質)の最大スループットと最小スループットのしきい値の設定も表示されます(設定されている場合)。そのため、システムによって意図的にスループットが制限されているかどうかを確認できます。
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* Utilization *には、ワークロードを実行しているアグリゲートとノードの両方の利用率が表示されます。ここから、アグリゲートまたはノードが過剰に使用され、その結果レイテンシが高くなっていないかどうかを確認できます。FlexGroup ボリュームを分析している場合は、利用率グラフに複数のノードと複数のアグリゲートが表示されます。
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* 容量チャート領域 *
過去 1 カ月のワークロードに対するデータ容量と Snapshot 容量のグラフが表示されます。
ボリュームについては、容量の詳細の表示リンクをクリックして、詳細な分析を行う場合に備えてワークロードの健全性の詳細ページを表示できます。LUN の健全性の詳細ページがないため、 LUN ではこのリンクは表示されません。
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* 容量ビュー * :ワークロードに割り当てられている使用可能な合計スペースと使用済みの論理スペースが表示されます(ネットアップによるすべての最適化の完了後)。
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* Snapshot ビュー * には、 Snapshot コピー用にリザーブされているスペースの合計と、現在使用されているスペースの量が表示されます。LUN には Snapshot ビューがありません。 これらのどちらのグラフにも、このワークロードの容量がフルになるまでの推定残り時間が表示されます。この情報は過去の使用状況に基づいており、最低 10 日間のデータが必要です。Unified Manager は、容量が 30 日未満になるとストレージを「ほぼフル」とみなします。
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