アーキテクチャとコンポーネント
ここでは、 Astra Control 環境のさまざまなコンポーネントの概要を示します。
Astra Control コンポーネント
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* Kubernetes クラスタ * : Kubernetes は、コンテナ化されたワークロードとサービスを管理するための、ポータブルで拡張性に優れたオープンソースプラットフォームであり、宣言型の設定と自動化の両方を促進します。Astra は、 Kubernetes クラスタでホストされているアプリケーションに管理サービスを提供します。
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* Trident * :ネットアップが管理する、完全にサポートされているオープンソースのストレージプロビジョニングおよびオーケストレーションツールである Astra Trident を使用すると、 Docker と Kubernetes で管理されるコンテナ化アプリケーション用のストレージボリュームを作成できます。Astra Control Centerとともに導入した場合、Astra TridentにはONTAP ストレージバックエンドが設定されています。
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* ストレージバックエンド * :
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Astra Control Serviceは、次のストレージバックエンドを使用します。
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"NetApp Cloud Volumes Service for Google Cloud" または、GKEクラスタのストレージバックエンドとしてGoogle Persistent Diskを使用します
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"Azure NetApp Files の特長" またはAzure Managed DisksをAKSクラスタのストレージバックエンドとして使用します。
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"Amazon Elastic Block Store(EBS)" または "NetApp ONTAP 対応の Amazon FSX" EKSクラスタのバックエンドストレージオプションとして使用できます。
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Astra Control Center は、次のストレージバックエンドを使用します。
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ONTAP AFF 、FAS 、およびASA 。ONTAP は、ストレージソフトウェアおよびハードウェアプラットフォームとして、コアストレージサービス、複数のストレージアクセスプロトコルのサポート、 Snapshot やミラーリングなどのストレージ管理機能を提供します。
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Cloud Volumes ONTAP
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* Cloud Insights *:NetAppクラウドインフラ監視ツールであるCloud Insightsを使用すると、Astra Control Centerで管理されるKubernetesクラスタのパフォーマンスと利用率を監視できます。Cloud Insights :ストレージ使用率とワークロードの相関関係を示します。Cloud Insights 接続を Astra コントロールセンターで有効にすると、テレメータの情報が Astra コントロールセンターの UI ページに表示されます。
Astra Control インターフェイス
さまざまなインターフェイスを使用してタスクを完了できます。
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* ウェブユーザーインタフェース( UI ) * : Astra Control Service と Astra Control Center の両方が、同じ Web ベースの UI を使用して、アプリケーションの管理、移行、保護を行うことができます。また、 UI を使用してユーザアカウントと設定を管理することもできます。
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* API* : Astra Control Service と Astra Control Center は、どちらも同じ Astra Control API を使用します。API を使用するタスクは、 UI を使用するタスクと同じです。
Astra Control Center を使用すると、 VM 環境内で実行される Kubernetes クラスタを管理、移行、保護することもできます。