ライセンス変換ツールを使用すると、ノードベースのライセンスモデルから容量ベースのライセンスモデルに移行できるため、データを移行したり、追加のクラウドリソースをプロビジョニングしたりする必要がありません。

この処理は無停止で実行され、サービスの停止やアプリケーションのダウンタイムは発生しません。

Cloud Volumes ONTAPシステムのアカウントデータとアプリケーションデータはそのまま維持されます。

基盤となるクラウドリソースは、変換後も影響を受けません。

ライセンス変換ツールは、シングルノード、単一アベイラビリティゾーン（AZ）における高可用性（HA）、複数のAZにおけるHA、お客様所有のライセンスを使用（BYOL）、PAYGOなど、すべての導入タイプをサポートします。

このツールでは、すべてのノードベースライセンスがソースとしてサポートされ、すべての容量ベースライセンスがデスティネーションとしてサポートされます。たとえば、PAYGO Standardノードベースライセンスをお持ちの場合は、そのライセンスをBYOL容量ベースライセンスに変換できます。

この変換は、AWS、Azure、Google Cloudのすべてのクラウドプロバイダでサポートされています。

変換後、ノードベースライセンスのシリアル番号が容量ベースの形式に置き換えられます。これは変換の一環として行われ、NetAppサポートサイト（NSS）のアカウントに反映されます。

容量ベースモデルに移行した場合、データは引き続きノードベースのライセンスと同じ場所に保持されます。このアプローチは、データ配置の中断を保証するものではなく、移行全体を通じてデータ主権の原則を支持します。

顧客アクセス権または管理者アクセス権を持つNSSアカウントが必要です。

NSSアカウントがBlueXP  ユーザクレデンシャルで登録されている必要があります。

作業環境は、顧客アクセス権または管理者アクセス権を持つNSSアカウントにリンクされている必要があります。

有効な容量ベースライセンス（BYOLライセンスまたはマーケットプレイスのサブスクリプション）を用意しておく必要があります。

容量ベースのライセンスがBlueXP  アカウントで提供されている必要があります。このライセンスは、マーケットプレイスのサブスクリプション、またはBlueXP  デジタルウォレットのBYOL /プライベートオファーパッケージにすることができます。

宛先パッケージを選択する前に、次の条件を理解してください。