Converged Systems Advisor のトラブルシューティングを行う
Converged Systems Advisor の使用中に問題が発生した場合は、次の情報を使用すると問題を解決できます。
Web ブラウザからエージェントに接続することはできません
FlexPod デバイスの検出を設定するには、 Web ブラウザを使用してエージェントに接続する必要があります。Web ブラウザから接続できない場合は、エージェントが csa.netapp.com へのアウトバウンドインターネット接続を確立していることを確認してください。エージェントアプリケーションはインターネット接続なしで起動できないため、 Web インターフェイスにアクセスできません。
インターネットアクセスにプロキシサーバが必要な場合は、 "エージェント仮想マシンを使用するように構成します"。
エージェントはデバイスを検出できません
エージェントが FlexPod デバイスを検出できない場合は、次の点を確認してください。
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エージェントが各 FlexPod デバイスに接続されていることを確認します。
確認するには、エージェントから各デバイスに ping を実行します。
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ローカルネットワークが 172.17.x.x サブネットを使用しているかどうかを確認します。
エージェントは、 172.17.x.x サブネットを内部的に使用します。ローカルネットワークが同じサブネットを使用している場合は、エージェント上のサブネットを変更する必要があります。
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エージェントの仮想マシンコンソールにログインします。
デフォルトのユーザ名は「 CSA 」で、デフォルトのパスワードは「 netapp 」です。ログイン後にデフォルトパスワードを変更する必要があります。
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次の内容で /etc/dockerdocker/daemon.json ファイルを追加します。
{ "bip": "172.44.x.x"}
BIP アドレスには、競合しない IP アドレスを使用できます。172 の範囲にある必要はありません。
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仮想マシンをリブートします。
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SSH を使用してエージェント VM に接続できません
エージェント VM の SSH はデフォルトでは無効になっています。
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SSH を開始するには、 vCenter のコンソールからエージェント VM にログインし、次のコマンドを実行します。
'UDO su
systemctl start ssh
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SSH が有効になっているかどうかを確認するには、次のコマンドを実行します。
'systemctl is -enabled ssh'
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エージェント VM の SSH のステータスを確認するには、次のコマンドを実行します。
'systemctl status ssh'
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リブート後も SSH が維持されるようにするには、次のコマンドを実行します。
'UDO su
systemctl enable ssh