AutoSupport HTTP(S)配信方法の指定(個々のE2800またはE5700アレイ)
set storageArray AutoSupport httpdeliveryMethodコマンドは、AutoSupport メッセージをHTTP(S)に送信するための配信方法を設定します。
サポートされているアレイ
このコマンドは、E2800、E5700、EF600、またはEF300の個々のストレージアレイを環境 します。E2700またはE5600のストレージアレイに対しては機能しません。
ロール
このコマンドをE2800、E5700、EF600、またはEF300ストレージアレイに対して実行するには、Storage AdminまたはSupport Adminロールが必要です。
構文
set storageArray autoSupport deliveryMethod={HTTP | HTTPS} {direct | proxyConfigScript="proxyConfigScriptUrl" | proxyServer hostAddress=address portNumber=portNumber [userName="username" password="password"]}
パラメータ
パラメータ | 説明 | ||
---|---|---|---|
「deliveryMethod」を参照してください |
AutoSupport による収集の配信方法を指定できます。有効な選択肢は次のとおりです。
|
||
「直接」 |
HTTPまたはHTTPSプロトコルを使用して、テクニカルサポートのシステムに直接接続できます。 |
||
proxyConfigScript |
Proxy Auto-Configuration(PAC)スクリプトファイルの場所を指定できます |
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proxyServer |
テクニカルサポートシステムとの接続を確立するために必要なHTTP(S)プロキシサーバの詳細を指定できます。 |
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「ホストアドレス」 |
プロキシサーバのホストアドレスを指定できます。proxyServerを指定する場合は必須です。 |
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「portNumber」と入力します |
プロキシサーバのポート番号を指定できます。proxyServerを指定する場合は必須です。 |
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「ユーザ名」 |
プロキシサーバのユーザ名が設定されている場合、そのユーザ名を指定できます。 |
||
「 password 」と入力します |
プロキシサーバのパスワードが設定されている場合、ユーザがそのパスワードを指定できます。 |
最小ファームウェアレベル
8.40
例
SMcli -n Array1 -c "set storageArray autoSupport deliveryMethod=HTTP direct;" SMcli -n Array1 -c "set storageArray autoSupport deliveryMethod=HTTP proxyConfigScript=\"http://company.com/~username/proxy.pac\";" SMcli -n Array1 -c "set storageArray autoSupport deliveryMethod=HTTPS proxyServer hostAddress=10.117.12.112 portNumber=8080 userName=\"tracyt\" password=\"1234456\";" SMcli completed successfully.
検証
「start storageArray AutoSupport deliveryTest」コマンドを使用してテストメッセージを送信し、配信方法が正しく設定されていることを確認します。
最小ファームウェアレベル
8.40