ロールバックでは、次のいずれかのソースからSnapshotイメージを選択できます。

ロールバック中は、Snapshot機能によってグループ内のすべてのSnapshotイメージが保持されます。また、I/O処理に必要な場合は、このプロセス中にホストからベースボリュームにアクセスすることもできます。

ロールバックが開始されると、バックグラウンドプロセスによってベースボリュームの論理ブロックアドレス（LBA）が検索され、リストア対象のcopy-on-writeデータがロールバックSnapshotイメージから検出されます。ベースボリュームは読み取りと書き込みのためにホストからアクセスでき、以前に書き込まれたすべてのデータをすぐに使用できるため、ロールバック処理中のすべての変更を格納できる十分な容量がリザーブ容量ボリュームに必要です。データ転送は、ロールバックが完了するまでバックグラウンド処理として続行されます。

^{1基本ボリューム；}2^{グループ内のSnapshotオブジェクト；}3^ Snapshotグループのリザーブ容量