System Managerを初めて起動したときは、管理者パスワードの設定を求めるプロンプトが表示されます。管理者パスワードを持つユーザは、オブジェクトや設定の追加、変更、削除など、ストレージアレイの設定を変更できます。初回起動時に管理者パスワードを設定するには、を参照してください "System Managerにアクセスします"。

セキュリティ上の理由から、パスワードの入力を試行できるのは5回までとなっており、この回数を超えるとストレージアレイは「ロックアウト」状態になります。この状態のストレージアレイは以降のパスワード入力を拒否します。パスワードを再度入力するには、ストレージアレイが「通常」状態にリセットされるまで10分間待つ必要があります。

adminパスワードに加えて、ストレージアレイには、1つ以上のロールがマッピングされた事前定義済みのユーザプロファイルが含まれています。詳細については、を参照してください "マッピングされたロールの権限"。ユーザプロファイルとマッピングは変更できません。変更できるのはパスワードだけです。adminパスワードまたはその他のユーザパスワードを変更する場合は、を参照してください "パスワードを変更します"。

1つの管理セッションでパスワードの入力を求められるのは1回のみです。ただし、操作を行わないまま30分が経過するとセッションはタイムアウトし、パスワードをもう一度入力する必要があります。セッション中に別の管理クライアントから同じストレージアレイを管理している別のユーザがパスワードを変更した場合は、次回の設定処理や表示処理でパスワードの入力を求められます。

セッションタイムアウトを調整したり、セッションタイムアウトを無効にしたりできます。を参照してください "セッションタイムアウトの管理"。

パスワードで保護されたドライブを取り外す場合やパスワードで保護されたドライブを無効にする場合は、次の点に注意してください。