OpenShift API for Data Protection (OADP) を使用した OpenShift Container Platform のコンテナー アプリのデータ保護
リファレンス ドキュメントのこのセクションでは、 NetApp ONTAP S3 またはNetApp StorageGRID S3 上の Velero で OpenShift API for Data Protection (OADP) を使用してコンテナー アプリのバックアップを作成する方法について詳しく説明します。アプリの永続ボリューム (PV) を含む名前空間スコープのリソースのバックアップは、CSI Tridentスナップショットを使用して作成されます。
コンテナアプリの永続ストレージは、OpenShift Clusterに統合されたONTAPストレージによってバックアップできます。"TridentCSI" 。このセクションでは"データ保護のための OpenShift API (OADP)"データボリュームを含むアプリのバックアップを実行する
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ONTAPオブジェクトストレージ
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ストレージグリッド
必要に応じてバックアップから復元します。アプリは、バックアップが作成されたクラスターにのみ復元できることに注意してください。
OADP は、OpenShift クラスター上のアプリケーションのバックアップ、復元、および災害復旧を可能にします。 OADP で保護できるデータには、Kubernetes リソース オブジェクト、永続ボリューム、内部イメージなどがあります。
Red Hat OpenShift は、データ保護のためにオープンソース コミュニティによって開発されたソリューションを活用しています。"ベレロ" Kubernetes クラスター リソースと永続ボリュームを安全にバックアップおよび復元し、災害復旧を実行し、移行するためのオープンソース ツールです。 Velero を簡単に使用できるように、OpenShift は OADP オペレーターと、CSI ストレージ ドライバーと統合する Velero プラグインを開発しました。公開されている OADP API の中核は、Velero API に基づいています。 OADP オペレータをインストールして構成した後、実行できるバックアップ/復元操作は、Velero API によって公開される操作に基づいて行われます。
OADP 1.3 は、OpenShift クラスター 4.12 以降のオペレーター ハブから入手できます。 CSI ボリューム スナップショットをリモート オブジェクト ストアに移動できるデータ ムーバーが組み込まれています。これにより、バックアップ中にスナップショットをオブジェクト ストレージの場所に移動することで、移植性と耐久性が実現します。スナップショットは災害後の復元に利用できます。
以下は、このセクションの例で使用されているさまざまなコンポーネントのバージョンです
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OpenShift クラスター 4.14
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Red Hat が提供する OADP Operator 1.13
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Linux 用 Velero CLI 1.13
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Trident24.02
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ONTAP 9.12
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helm を使用してインストールされた postgresql。