SNMP統合データを収集しています
SNMP統合データソースを使用すると、OnCommand Insight で一般的なSNMPデータを収集できます。
統合パック
SNMP統合データソースでは、「統合パック」を使用して、収集される統合値、およびそれらの値を提供するSNMPオブジェクトを定義します。
統合パックは次のもので構成されます。
-
特定のデバイスタイプ(スイッチ、ルータなど)のSNMPオブジェクトに関する統合ペイロードの内容を定義するJSON構成ファイル(integration.json)。
-
統合パックが依存するMIBファイルのリスト。
統合パックでは、複数のデータタイプを定義できます。たとえば、RHELホストを統合する場合は、アップタイム、ユーザ数、実行中のプロセス数などの一般的なシステム情報に対してデータタイプを定義し、メモリやファイルシステムの使用状況に関するデータに対しては2つ目のデータタイプを定義できます。一般的に、各データ型は"`flat`でなければならず、ネストされたデータを含むことはできません。
1つの統合パックで定義できるデータ型は最大24個です。Insightでは、収集される統合データの量が制限されます。1分間に24個を超えるレポートを取り込みようとすると、速度エラーが発生します。
統合タイプの名前は、次のルールに従う必要があります。
-
名前の1文字目を_、-、+にすることはできません
-
名前に次の文字を使用することはできません:#、\、/、*、?、 "、<、>、|、'、 '、
-
UTF-8でエンコードされた100バイトを超えることはできません
-
を指定できません。または
統合ファイル形式
統合パックは、SNMPオブジェクトに関する統合ペイロードの内容を定義するJSON構成ファイル(integration.json)が含まれたZIPファイルです。また、すべてのMIBファイルとその依存関係が格納されたMIBsフォルダも含まれています。
。 integration.json
ファイルはZIPファイルの最上位レベルに存在し、MIBファイルはZIP内の「resources/mibs」サブディレクトリに存在する必要があります。ZIPファイルには、必要に応じて「readme.txt」などのファイルを含めることもできます。統合ZIP構造の例は次のとおりです。