ルールは、Infinite Volume内でのファイルの配置を決定する、事前に定義された一連の条件と情報から主に構成されます。ファイルがInfinite Volume内に配置されるときに、そのファイルの属性がルールのリストと照合されます。属性がルールと一致した場合、そのルールの配置情報によって、ファイルが配置されるストレージクラスが決定されます。属性がルールリストのどのルールとも一致しない場合は、データポリシー内のデフォルトルールを使用してファイルの配置が決定されます。

たとえば、「Place all files of .mp3 in the bronze storage class.」というルールがある場合、Infinite Volumeに書き込まれるすべての.mp3ファイルがbronzeストレージクラスに配置されます。

データポリシーはルールのリストです。Infinite Volumeを備えた各SVMには、独自のデータポリシーがあります。Infinite Volumeに追加された各ファイルは、配置先を決定するために、データポリシーのルールと照合されます。データポリシーを使用すると、受信ファイルをファイル属性に基づいてフィルタリングし、適切なストレージクラスに配置することができます。