Windows ホスト移行時のカットオーバーフェーズの準備
Windows ホストを Data ONTAP 7-Mode から clustered Data ONTAP に移行する場合は、移行の開始後、カットオーバーフェーズを開始する前にいくつかの手順を実行する必要があります。
Data ONTAP DSM を実行している場合は、サーバにインストールされている Data ONTAP DSM のバージョンが、ターゲットの clustered Data ONTAP ノードで実行されている Data ONTAP のバージョンでサポートされている必要があります。
MSDSM を実行している場合は、サーバにインストールされている Windows Host Utilities のバージョンが、ターゲットの clustered Data ONTAP ノードで実行されている Data ONTAP のバージョンでサポートされている必要があります。
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コピーベースの移行の場合は、 7-Mode Transition Tool ( 7MTT )でストレージカットオーバー処理を開始する前に以下の手順を実行します。
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コピーフリーの移行の場合は、 7MTT で 7-Mode のエクスポートおよび停止処理を開始する前に以下の手順を実行します。
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ディスクマネージャを使用して、移行するディスクをオフラインにします。
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ホストが SAN からブートされ、ブート LUN を移行中の場合は、ブートホストをシャットダウンします。
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ホストがクラスタ構成の場合は、フェイルオーバークラスタマネージャを使用して、クォーラムディスクを含むクラスタディスクをオフラインにします。
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ホストが Windows Server 2003 を実行していて、クォーラムデバイスを移行する必要がある場合は、すべてのクラスタノードでクラスタサービスを停止します。
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Hyper-V が有効になっているサーバの LUN を移行する場合は、ゲストオペレーティングシステムに適した移行手順をホスト側で実行します。
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Hyper-V が有効になっているサーバで LUN を移行していて、移行対象の Data ONTAP LUN にゲスト OS のブートデバイスがある場合は、次の手順を実行します。
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ゲスト OS をシャットダウンします。
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親システムで対応するディスクをオフラインにします。
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