カットオーバー前の RHEL ホスト上の SAN ブート LUN のテスト コピーベースの移行のフェーズ
7-Mode Transition Tool ( 7MTT ) 2.2 以降および Data ONTAP 8.3.2 以降を使用して Red Hat Enterprise Linux ( RHEL )ホストのコピーベースの移行を実行する場合は、カットオーバーフェーズの前に移行した ONTAP SAN ブート LUN をテストすることができます。ソースホストでは、テスト中もソースの 7-Mode LUN への I/O を引き続き実行できます。
新しい ONTAP LUN をテスト用ホストにマッピングして、 LUN を移行できる状態にしておく必要があります。
テスト用ホストとソースホスト間のハードウェアパリティを維持する必要があります。
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コピーベースの移行の場合は、 7-Mode Transition Tool でストレージカットオーバー処理を完了したあとに以下の手順を実行する必要があります。
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コピーフリーの移行の場合は、 7-Mode Transition Tool でデータと設定のインポート処理が完了したあとに以下の手順を実行する必要があります。
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FC 構成と FCoE 構成の場合のみ:
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HBA BIOS 設定モードに切り替えます。
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[Rescan] を選択して、ホスト上の ONTAP SAN ブート LUN を検出します。
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7-Mode ブート LUN ID を削除します。
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HBA BIOS に ONTAP ブート LUN ID を追加します。
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HBA BIOS 設定モードを終了し、ホストをリブートします。
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ホストのリブート後、テスト用ホストで IP アドレスとホスト名を変更します。
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新しい ONTAP LUN が検出されたことを確認します。
「 * sanlun lun show * 」と表示されます
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ONTAP LUN 用に DMMP デバイスを設定します。
*multipath -ll *
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必要に応じてテストを実行します。
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テスト用ホストをシャットダウンします。
*shutdown-h-t0 now *`
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7-Mode Transition Tool のユーザインターフェイス( UI )で、 * テストの完了 * をクリックします。
ONTAP LUN をソースホストに再マッピングする場合は、ソースホストをカットオーバーフェーズ用に準備する必要があります。ONTAP LUN をテスト用ホストにマッピングしたままにする場合、テスト用ホストでこれ以上の手順を実行する必要はありません。
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