SNMPv3 セキュリティユーザを追加します
ONTAP 9.7 以前では、 ONTAP System Manager の classic インターフェイスを使用して、クラスタレベルで SNMPv3 ユーザを追加できます。
SNMPv3 ユーザは、管理者が指定した認証およびプライバシー設定を使用して、トラップホスト( SNMP マネージャ)から SNMP ユーティリティを実行できます。SNMPv3 は、パスフレーズと暗号化を使用して高度なセキュリティを提供します。
クラスタレベルで SNMPv3 ユーザを追加すると、このユーザは「 mgmt 」ファイアウォールポリシーが適用されているすべての LIF を介してクラスタにアクセスできるようになります。
-
SNMP ウィンドウで、 * Edit * をクリックして、 * Edit SNMP Settings * ダイアログボックスを開きます。
-
SNMPv3 タブで、 * Add * をクリックして、 * Add SNMPv3 User * ダイアログボックスを開きます。
-
次の値を入力します。
-
SNMPv3 ユーザの名前を入力します。
セキュリティユーザ名は最大 31 文字で、次の特殊文字は使用できません。
, / : " ' |
-
[エンジンID]で、デフォルト値を選択します。
Local Engine ID
。エンジン ID は、 SNMPv3 メッセージの認証キーおよび暗号キーの生成に使用されます。
-
認証プロトコルを選択し、認証パスワードを入力します。
パスワードは 8 文字以上にする必要があります。
-
オプション:プライバシープロトコルを選択し、パスワードを入力します。
-
-
[Add SNMPv3 User*] ダイアログボックスで、 OK をクリックします。
追加するたびに「 * OK 」をクリックすると、複数のセキュリティユーザー名を追加できます。たとえば、異なる権限を必要とする複数のアプリケーションを SNMP を使用して監視する場合は、監視や管理の機能ごとに SNMPv3 ユーザを追加する必要があります。
-
ユーザー名の追加が完了したら、 * SNMP 設定の編集 * ダイアログボックスの * OK * をクリックします。