ボリュームで ONTAP ARP/AI を有効にする
ONTAP 9.16.1 以降では、既存のボリュームで AI による自律型ランサムウェア対策(ARP/AI)を有効にするか、ARP/AI が有効になっている新しいボリュームを作成できます。ARP/AI は学習期間を必要とせず、すぐに使用可能です。
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ONTAP 9.15.1 以前を実行している場合は、"ボリュームでARPを有効にする"を参照してください。 |
ARP/AI は、ONTAP 9.16.1 以降の現在のランサムウェア対策モデルです。ARP/AI を有効にするには、環境が要件を満たしていることを確認した後、環境に合った手順に従ってください。
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FlexVolを備えたNAS(ONTAP 9.16.1以降)
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FlexGroupボリューム付きNAS(ONTAP 9.18.1以降)
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SANボリューム(ONTAP 9.17.1以降)
自律型ランサムウェア保護を有効にすると、環境およびONTAPバージョンによっては移行期間に入る場合があります。
| ボリューム タイプ | ONTAPのバージョン | 有効化後の動作 |
|---|---|---|
NAS FlexGroup |
ONTAP 9.18.1以降 |
ARP/AIは学習期間なしですぐにアクティブになります |
ONTAP 9.13.1 から 9.17.1 |
ARPは30日間学習モードで開始されます |
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NAS FlexVol |
ONTAP 9.16.1以降 |
ARP/AIは学習期間なしですぐにアクティブになります |
ONTAP 9.10.1から9.15.1 |
ARPは30日間学習モードで開始されます |
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SANボリューム |
ONTAP 9.17.1以降 |
ARP/AI は直ちにアクティブになり、初期の保守的なしきい値から移行する前に、適切なアラートしきい値を確立するための評価期間を開始します。 |
ARP/AIを有効にする前に、環境に以下のものが含まれていることを確認してください。
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NFSまたはSMB(またはその両方)プロトコルが有効になっているStorage VM(SVM)。
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クライアントが設定されたNASワークロード。
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ボリュームのアクティブな"ジャンクションパス"。
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iSCSI、FC、または NVMe プロトコルが有効になっているストレージ VM(SVM)。
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クライアントが設定されたSANワークロード。
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ONTAPバージョンの"正しいライセンス"。
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(推奨)マルチ管理者検証(MAV)が有効(ONTAP 9.13.1以降)。"複数管理者による検証を有効にする"を参照してください。
NAS FlexVol ボリュームでARP/AIを有効にする
ONTAP 9.16.1 以降、NAS FlexVol ボリュームでは、有効化後すぐに ARP/AI がアクティブになります。
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ストレージ > ボリューム を選択し、保護するボリュームを選択します。
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*ボリューム*概要の*セキュリティ*タブで、*ステータス*を選択して、無効から有効に切り替えます。
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Anti-ransomware ボックスで、ボリュームの ARP/AI 状態を確認してください。
すべてのボリュームの ARP/AI ステータスを表示するには:Volumes ペインで Show/Hide を選択し、Anti-ransomware ステータスにチェックが入っていることを確認します。
既存のボリュームでARP/AIを有効にする:
security anti-ransomware volume enable -volume <vol_name> -vserver <svm_name>
ARP/AIを有効にした新しいボリュームを作成する:
volume create -volume <vol_name> -vserver <svm_name> -aggregate <aggr_name> -size <nn> -anti-ransomware-state enabled -junction-path </path_name>
ARP/AIの状態を確認します:
security anti-ransomware volume show
`security anti-ransomware volume show`の詳細については、link:https://docs.netapp.com/us-en/ontap-cli/security-anti-ransomware-volume-show.html["ONTAPコマンド リファレンス"^]を参照してください。
NAS FlexGroup ボリュームでARP/AIを有効にする
ONTAP 9.18.1以降、ARP/AIはFlexGroupボリュームで有効化後すぐにアクティブになります。
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ONTAP 9.13.1 から 9.17.1 の場合、FlexGroup ボリュームは以前の ARP モデルを使用しており、学習期間が必要です。"NAS FlexGroupボリュームでARPを有効にする" を参照してください。 |
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ストレージ > ボリューム を選択し、保護するFlexGroupボリュームを選択します。
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*ボリューム*概要の*セキュリティ*タブで、*ステータス*を選択して、無効から有効に切り替えます。
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Anti-ransomware ボックスで、ボリュームの ARP/AI 状態を確認してください。
すべてのボリュームの ARP/AI ステータスを表示するには:Volumes ペインで Show/Hide を選択し、Anti-ransomware ステータスにチェックが入っていることを確認します。
既存のFlexGroupボリュームでARP/AIを有効にする:
security anti-ransomware volume enable -volume <vol_name> -vserver <svm_name>
ARP/AIを有効にした新しいFlexGroupボリュームを作成する:
volume create -volume <vol_name> -vserver <svm_name> -aggr-list <aggregate name> -aggr-list-multiplier <integer> -size <nn> -anti-ransomware-state enabled -junction-path </path_name>
ARP/AIの状態を確認します:
security anti-ransomware volume show
SANボリュームでARP/AIを有効にする
ONTAP 9.17.1 以降、SAN ボリュームで ARP/AI を有効にできます。ARP/AI は有効化後すぐに自動的にアクティブになり、"エントロピー評価期間" の間、SAN ボリュームの監視と保護を開始すると同時に、ワークロードが ARP/AI に適しているかどうかを判断し、検出のための最適な暗号化しきい値を設定します。
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Storage > Volumes を選択し、保護する SAN ボリュームを選択します。
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*ボリューム*概要の*セキュリティ*タブで、*ステータス*を選択して、無効から有効に切り替えます。
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ARP/AIは自動的に評価期間に入ります。
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「ランサムウェア対策」ボックスで、ARP/AI の状態と評価ステータスを確認してください。
すべてのボリュームの ARP/AI ステータスを表示するには:Volumes ペインで Show/Hide を選択し、Anti-ransomware ステータスにチェックが入っていることを確認します。
既存のSANボリュームでARP/AIを有効にする:
security anti-ransomware volume enable -volume <vol_name> -vserver <svm_name>
ARP/AIを有効にした新しいSANボリュームを作成する:
volume create -volume <vol_name> -vserver <svm_name> -aggregate <aggr_name> -size <nn> -anti-ransomware-state enabled
ARP/AI の状態と評価ステータスを確認する:
security anti-ransomware volume show
`Block device detection status`フィールドをチェックして、評価期間の進行状況を監視します。 `security anti-ransomware volume show`の詳細については、link:https://docs.netapp.com/us-en/ontap-cli/security-anti-ransomware-volume-show.html["ONTAPコマンド リファレンス"^]を参照してください。