NASパスのフェイルオーバー
NAS LIFは、現在のポートでリンク障害が発生すると、正常に動作しているネットワーク ポートに自動的に移行します。LIFの移行先ポートは、LIFの_フェイルオーバー グループ_のメンバーである必要があります。_フェイルオーバー グループ ポリシー_により、データLIFのフェイルオーバー先は、データを所有するノードとそのHAパートナーのポートに絞り込まれます。
管理の利便性のため、ONTAPはネットワーク アーキテクチャ内の各_ブロードキャスト ドメイン_に対してフェイルオーバー グループを作成します。ブロードキャスト ドメインは、同じレイヤ2ネットワークに属するポートをグループ化します。例えば、VLANを使用してトラフィックを部門(エンジニアリング、マーケティング、財務など)ごとに分離している場合、各VLANは個別のブロードキャスト ドメインを定義します。ブロードキャスト ドメインに関連付けられたフェイルオーバー グループは、ブロードキャスト ドメイン ポートを追加または削除するたびに自動的に更新されます。
フェイルオーバー グループを常に最新の状態に保つために、ブロードキャスト ドメインを使用してフェイルオーバー グループを定義することは、ほとんどの場合に推奨されます。ただし、場合によっては、ブロードキャスト ドメインに関連付けられていないフェイルオーバー グループを定義したい場合があります。たとえば、ブロードキャスト ドメインで定義されたポートのサブセット内のポートにのみLIFをフェイルオーバーさせたい場合などです。

サブネット _サブネット_は、ブロードキャスト ドメイン内のIPアドレスのブロックを予約します。これらのアドレスは同じレイヤ3ネットワークに属し、LIFの作成時にブロードキャスト ドメイン内のポートに割り当てられます。通常、LIFアドレスを定義する際にIPアドレスとネットワーク マスクを指定するよりも、サブネット名を指定する方が簡単でエラーも少なくなります。 |