ONTAP SnapMirrorフェイルオーバーテストボリュームの作成と削除
ONTAP 9 14.1以降では、System Managerを使用してボリュームクローンを作成し、アクティブなSnapMirror関係を中断せずにSnapMirrorフェイルオーバーとディザスタリカバリをテストできます。テストが完了したら、関連するデータをクリーンアップしてテストボリュームを削除できます。
SnapMirrorフェイルオーバーテストボリュームを作成します。
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同期およびSnapMirror非同期関係に対してフェイルオーバーテストを実行できます。
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ディザスタリカバリテストを実行するためにボリュームクローンを作成します。
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クローンボリュームは、SnapMirrorデスティネーションと同じStorage VMに作成されます。
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FlexVol関係とFlexGroup SnapMirror関係を使用できます。
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選択した関係にテスト用のクローンがすでに存在する場合、その関係に別のクローンを作成することはできません。
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SnapLockバックアップ関係はサポートされません。
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クラスタ管理者である必要があります。
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ソースとデスティネーションのクラスタにSnapMirrorライセンスがインストールされている必要があります。
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デスティネーションクラスタで、*[保護]>[関係]*を選択します。
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関係ソースの横にあるを選択
し、*[フェイルオーバーのテスト]*を選択します。
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[フェイルオーバーのテスト]ウィンドウで、*[フェイルオーバーのテスト]*を選択します。
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[ストレージ]>[ボリューム]*を選択し、テストフェイルオーバーボリュームが表示されることを確認します。
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[ストレージ]>[共有]*を選択します。
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を選択し
、*[共有]*を選択します。
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ウィンドウで、[共有名]*フィールドに共有の名前を入力します。
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フィールドで[参照]を選択し、テストクローンボリュームを選択して[保存]*を選択します。
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ウィンドウの下部で、[保存]*を選択します。
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[ストレージ]>[共有]*ペインで、作成した共有を探し、を選択して共有情報を表示し
ます。
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[SMB/CIFS Access]*で、共有のアクセスパスをコピーするかメモします(例:)
\\123.456.7.890\failover_test
。 -
SMBアクセスパスを使用してクライアント上で共有を開き、テスト用ボリュームに読み取りおよび書き込み機能があることを確認します。
フェイルオーバーデータをクリーンアップし、テストボリュームを削除する
フェイルオーバーテストが完了したら、テストボリュームに関連付けられているすべてのデータをクリーンアップして削除できます。
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デスティネーションクラスタで、*[保護]>[関係]*を選択します。
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関係ソースの横にあるを選択
し、*[テストフェイルオーバーのクリーンアップ]*を選択します。
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ウィンドウで、[クリーンアップ]*を選択します。
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[ストレージ]>[ボリューム]*を選択し、テストボリュームが削除されたことを確認します。