日本語は機械翻訳による参考訳です。内容に矛盾や不一致があった場合には、英語の内容が優先されます。
ディスク完全消去の概要
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ディスク完全消去は、元のデータのリカバリが不可能になるように、指定したバイトパターンまたはランダムデータでディスクや SSD を上書きして、データを物理的に消去するプロセスです。完全消去プロセスを使用すると、ディスク上のデータをリカバリできなくなります。
この機能は、 ONTAP 9 のすべてのリリースのノードシェルから、メンテナンスモードの ONTAP 9.6 以降で利用できます。
ディスク完全消去プロセスでは、 1 回の処理で最大 7 サイクルまで、 3 連続のデフォルトまたはユーザ指定バイトによる上書きパターンが実行されます。サイクルごとにランダムな上書きパターンが繰り返されます。
ディスク容量、パターン、およびサイクル数によっては、このプロセスに数時間かかることがあります。完全消去はバックグラウンドで実行されます。完全消去プロセスは、開始、停止、およびステータスの表示が可能です。完全消去プロセスには、「フォーマットフェーズ」と「パターン上書きフェーズ」の2つのフェーズがあります。
フォーマットフェーズ
次の表に示すように、フォーマットフェーズで実行される処理は、完全消去するディスクのクラスによって異なります。
ディスククラス |
フォーマットフェーズ処理 |
大容量 HDD |
スキップしました |
高性能 HDD |
SCSI フォーマット処理 |
SSD |
SCSI 完全消去処理 |
パターン上書きフェーズ
指定した上書きパターンが指定したサイクル数だけ反復されます。
完全消去プロセスが完了すると、指定したディスクは完全に消去された状態になります。これらのディスクは、自動的にはスペア状態に戻りません。新たに完全消去したディスクを別のアグリゲートに追加できるようにするには、完全消去したディスクをスペアプールに戻す必要があります。