ONTAP SVMルートボリュームにNVEを設定する
ONTAP 9.14.1以降では、Storage VM(SVM)のルート ボリュームでNetApp Volume Encryption(NVE)を有効にできます。NVEを使用すると、ルート ボリュームが一意のキーで暗号化されるため、SVMのセキュリティが強化されます。
SVMルート ボリュームでのNVEは、SVMの作成後にのみ有効にできます。
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SVMルート ボリュームは、NetApp Aggregate Encryption(NAE)で暗号化されたアグリゲートに配置しないでください。
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オンボード キー マネージャや外部キー マネージャを使用した暗号化を有効にしておく必要があります。
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ONTAP 9.14.1以降が実行されている必要があります。
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NVEで暗号化されたルート ボリュームが含まれるSVMを移行するには、移行の完了後にSVMルート ボリュームをプレーンテキスト ボリュームに変換したうえで、再度SVMルート ボリュームを暗号化する必要があります。
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SVM移行のデスティネーション アグリゲートでNAEを使用する場合、ルート ボリュームはデフォルトでNAEを継承します。
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SVMがSVMディザスタ リカバリ関係に含まれる場合、次のことに注意してください。
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ミラーされたSVMの暗号化設定は、デスティネーションにコピーされません。ソースまたはデスティネーションでNVEを有効にする場合は、ミラーされたSVMルート ボリュームで個別にNVEを有効にする必要があります。
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デスティネーション クラスタ内のすべてのアグリゲートでNAEが使用される場合、SVMルート ボリュームでもNAEが使用されます。
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ONTAP CLIかSystem Managerを使用して、SVMルート ボリュームでNVEを有効にできます。
SVMルート ボリュームでNVEを有効にする方法は、インプレースで行う方法と、アグリゲート間でボリュームを移動する方法があります。
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ルート ボリュームを暗号化されたボリュームに変換します。
volume encryption conversion start -vserver svm_name -volume volume -
暗号化が成功したことを確認します。 `volume show -encryption-type volume`には、NVEを使用しているすべてのボリュームのリストが表示されます。
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ボリュームの移動を開始します。
volume move start -vserver svm_name -volume volume -destination-aggregate aggregate -encrypt-with-aggr-key false -encrypt-destination true`volume move`の詳細については、link:https://docs.netapp.com/us-en/ontap-cli/search.html?q=volume+move["ONTAPコマンド リファレンス"^]を参照してください。
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`volume move`操作が `volume move show`コマンドで成功したことを確認します。 `volume show -encryption-type volume`には、NVEを使用しているすべてのボリュームのリストが表示されます。
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ストレージ > ボリューム に移動します。
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暗号化する SVM ルート ボリュームの名前の横にある
を選択し、次に 編集 を選択します。 -
ストレージと最適化の見出しで、暗号化を有効にするを選択します。
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保存を選択します。