ONTAPでvolume encryption conversion startコマンドを使用して、既存のボリュームで暗号化を有効にする
ONTAP 9 3以降では、コマンドを使用して、既存のボリュームの暗号化を「インプレース」で有効にできます volume encryption conversion start
。ボリュームを別の場所に移動する必要はありません。
変換処理を開始したら、最後まで完了する必要があります。処理中にパフォーマンスの問題が発生した場合は、コマンドを実行して処理を一時停止し、 volume encryption conversion resume`コマンドを実行して処理を再開できます `volume encryption conversion pause
。
ONTAP 9 .14.1以降では、SVMルートボリュームでを使用できます volume encryption conversion start
。詳細については、を参照してください SVMルートボリュームでのNetAppボリューム暗号化の設定。
SnapLockボリュームの変換にはを使用できません volume encryption conversion start 。
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既存のボリュームで暗号化を有効にします。
volume encryption conversion start -vserver svm_name -volume volume_name
リンクhttps://docsの詳細については、ONTAPコマンドリファレンスを参照してください。NetApp .com /us-en/ ONTAP -CLI/ volume-encryption-conversion-start.html[
volume encryption conversion start
^]コマンドを参照してください。次のコマンドは、既存のボリュームで暗号化を有効にし `vol1`ます。
cluster1::> volume encryption conversion start -vserver vs1 -volume vol1
ボリュームの暗号化キーが作成されます。ボリュームのデータが暗号化されます。
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変換処理のステータスを確認します。
volume encryption conversion show
完全なコマンド構文については、コマンドのマニュアルページを参照してください。
次のコマンドは、変換処理のステータスを表示します。
cluster1::> volume encryption conversion show Vserver Volume Start Time Status ------- ------ ------------------ --------------------------- vs1 vol1 9/18/2017 17:51:41 Phase 2 of 2 is in progress.
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変換処理が完了したら、ボリュームで暗号化が有効になっていることを確認します。
volume show -is-encrypted true
リンクの詳細については、『ONTAPコマンドリファレンス』を参照してください。https://docs NetApp .com /us-en/ ONTAP -cli//volume-show.html#parameters^][`volume show -is-encrypted true`コマンドを参照してください。
次のコマンドは、上の暗号化されたボリュームを表示し `cluster1`ます。
cluster1::> volume show -is-encrypted true Vserver Volume Aggregate State Type Size Available Used ------- ------ --------- ----- ---- ----- --------- ---- vs1 vol1 aggr2 online RW 200GB 160.0GB 20%
ノードの暗号化キーの格納にKMIPサーバを使用している場合、ボリュームの暗号化時にONTAPからサーバに暗号化キーが自動的にプッシュされます。