暗号化されたボリュームを移動する
コマンドを使用すると、暗号化されたボリュームを移動できます volume move start
。ボリュームを移動するアグリゲートは同じアグリゲートでも別のアグリゲートでもかまいません。
デスティネーションノードまたはデスティネーションボリュームでボリューム暗号化がサポートされていない場合、移動は失敗します。
のオプション volume move start`は `-encrypt-destination
、暗号化されたボリュームに対してはデフォルトでtrueになります。デスティネーションボリュームを暗号化しないように指定すると、ボリューム上のデータの暗号化が誤って解除されることがなくなります。
このタスクを実行するには、クラスタ管理者である必要があります。または、クラスタ管理者から権限を委譲されたSVM管理者を指定することもできます。詳細については、を参照してください "volume moveコマンドの実行権限を委譲する"。
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既存の暗号化されたボリュームを移動し、ボリュームのデータを暗号化されたままにします。
volume move start -vserver SVM_name -volume volume_name -destination-aggregate aggregate_name
完全なコマンド構文については、コマンドのマニュアルページを参照してください。
次のコマンドは、という名前の既存のボリュームをデスティネーションアグリゲートに
aggr3`移動し `vol1
、ボリュームのデータを暗号化したままにします。cluster1::> volume move start -vserver vs1 -volume vol1 -destination-aggregate aggr3
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ボリュームで暗号化が有効になっていることを確認します。
volume show -is-encrypted true
完全なコマンド構文については、コマンドのマニュアルページを参照してください。
次のコマンドは、上の暗号化されたボリュームを表示し `cluster1`ます。
cluster1::> volume show -is-encrypted true Vserver Volume Aggregate State Type Size Available Used ------- ------ --------- ----- ---- ----- --------- ---- vs1 vol1 aggr3 online RW 200GB 160.0GB 20%