FabricPoolを使用したストレージ階層のメリット
FabricPool を使用するようにアグリゲートを設定すると、ストレージ階層を使用することができます。ストレージシステムのパフォーマンスとコストのバランスを取り、スペース使用量を監視および最適化し、ストレージ階層間でポリシーベースのデータ移動を効率的に実行できます。
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データへのアクセス頻度に基づいて階層にデータを格納することで、ストレージパフォーマンスを最適化し、ストレージコストを削減できます。
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頻繁にアクセスされる(「ホット」)データは _performance 階層に保存されます。
高パフォーマンス階層では、ストレージシステムのオールフラッシュ(オール SSD )アグリゲートなどの高性能なプライマリストレージを使用します。
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頻繁にアクセスされない(コールド)データは、 cloud tier( 別名 capacity tier) に保存されます。
クラウド階層では、高いパフォーマンスを必要としない低コストのオブジェクトストアが使用されます。
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データを格納する階層を柔軟に指定できます。
サポートされるいずれかの階層化ポリシーオプションをボリュームレベルで指定することができます。これらのオプションを使用すると、データがホットまたはコールドになったときに階層間でデータを効率的に移動できます。
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サポートされるいずれかのオブジェクトストアを選択して FabricPool のクラウド階層として使用できます。
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FabricPool 対応アグリゲートのスペース使用量を監視できます。
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Inactive Data Reporting でボリューム内のアクセス頻度の低いデータの量を確認できます。
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ストレージシステムのオンプレミスに必要な容量を削減できます。
クラウドベースのオブジェクトストアをクラウド階層として使用すると、物理スペースが削減されます。