ONTAP FabricPoolクラウド階層としてのAzure Blob Storageのセットアップ
ONTAP 9.4以降を実行している場合は、Azure Blob StorageをFabricPoolのクラウド階層としてセットアップできます。
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あ"NetAppクラウド階層化ライセンス"Azure Blob Storage に階層化する場合、必須です。
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Cloud Volumes ONTAPでAzure Blob Storageを使用している場合は、FabricPoolライセンスは必要ありません。
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ONTAPがAzure Blob Storageオブジェクトサーバとの接続に使用するLIFは、10Gbpsポートに配置することを推奨します。
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FabricPoolは現在、オンプレミスのAzureサービスであるAzure Stackをサポートしていません。
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Microsoft Azure Blob Storageのアカウントレベルでは、FabricPoolでサポートされるのはホットストレージ階層とクールストレージ階層のみです。
FabricPoolでは、BLOBレベルの階層化はサポートされていません。また、Azureのアーカイブストレージ階層への階層化もサポートされていません。
 
FabricPoolは現在、オンプレミスのAzureサービスであるAzure Stackをサポートしていません。
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コマンドでパラメータを
-provider-type`Azure_Cloud`使用して、Azure Blob Storageの設定情報を指定し `storage aggregate object-store config create`ます。- 
`storage aggregate object-store config create`指定された情報でONTAPがAzure Blob Storageにアクセスできない場合、コマンドは失敗します。
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パラメータを使用して
-azure-account、Azure Blob Storageアカウントを指定します。 - 
パラメータを使用し `-azure-private-key`て、Azure Blob Storageへの要求を認証するためのアクセスキーを指定します。
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Azure Blob Storageのパスワードが変更された場合は、ONTAPに格納されている対応するパスワードをただちに更新する必要があります。
これにより、ONTAPは引き続きAzure Blob Storage内のデータにアクセスできます。
 
cluster1::> storage aggregate object-store config create -object-store-name MyAzure -provider-type Azure_Cloud -server blob.core.windows.net -container-name myAzureContainer -azure-account myAzureAcct -azure-private-key myAzureKey
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コマンドを使用して、Azure Blob Storageの設定情報を表示して確認します
storage aggregate object-store config show。`storage aggregate object-store config modify`コマンドを使用して、FabricPoolのAzure Blob Storageの設定情報を変更できます。