ONTAP FlexCacheボリュームの監査について学ぶ
ONTAP 9.7以降では、ONTAPの標準の監査とFPolicyを使用したファイル ポリシー管理を使用して、FlexCache関係におけるNFSのファイル アクセス イベントを監査できます。
ONTAP 9.14.1以降では、NFSまたはSMBを使用するFlexCacheボリュームでFPolicyがサポートされます。以前は、SMBを使用するFlexCacheボリュームではFPolicyはサポートされていませんでした。
標準の監査とFPolicyは、FlexVolと同じCLIコマンドを使用して設定および管理されます。ただし、FlexCacheボリュームでは一部の動作が異なります。
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ネイティブ監査
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監査ログのデスティネーションとしてFlexCacheボリュームを使用することはできません。
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FlexCacheボリュームの読み取りと書き込みを監査する場合は、キャッシュSVMと元のSVMの両方で監査を設定する必要があります。
ファイルシステムの操作は処理された場所で監査されるためです。つまり、読み取りはキャッシュSVMで監査され、書き込みは元のSVMで監査されます。
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書き込み処理の発生元を追跡するために、書き込み元のFlexCacheボリュームを識別する情報としてSVMのUUIDとMSIDが監査ログに追加されます。
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FPolicy
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FlexCacheボリュームへの書き込みは元のボリュームでコミットされますが、FPolicy設定はキャッシュ ボリュームの書き込みを監視します。この点は、書き込みが元のボリュームで監査される標準の監査と異なります。
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キャッシュと元のSVMでFPolicy設定が同じである必要はありませんが、同様の設定を使用することを推奨します。そのためには、元のSVMと同様の設定でキャッシュ用に新しいFPolicyポリシーを作成したうえで、新しいポリシーの範囲をキャッシュSVMに限定します。
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FPolicy設定における拡張機能のサイズは20KB(20480バイト)に制限されています。FlexCacheボリューム上のFPolicy設定で使用される拡張機能のサイズが20KBを超えると、EMSメッセージ `nblade.fpolicy.extn.failed`がトリガーされます。
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