FlexGroupでStorage Efficiencyを有効にする
FlexGroup に重複排除とデータ圧縮を一緒に、または個別に実行して、最善のスペース削減効果を得ることができます。
FlexGroupボリュームはオンラインである必要があります。
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FlexGroupボリュームでStorage Efficiencyを有効にします。
volume efficiency on -vserver svm_name -volume volume_name
Storage Efficiency 処理は、 FlexGroup のすべてのコンスティチュエントで有効になります。
ボリュームで Storage Efficiency を有効にしたあとに FlexGroup ボリュームを拡張した場合は、新しいコンスティチュエントでも Storage Efficiency が自動的に有効になります。
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コマンドを使用して、FlexGroupボリュームで必要なStorage Efficiency処理を有効にします
volume efficiency modify
。FlexGroup ボリュームでは、インライン重複排除、ポストプロセス重複排除、インライン圧縮、およびポストプロセス圧縮を有効にすることができます。FlexGroup ボリュームに対して圧縮形式(二次圧縮またはアダプティブ圧縮)を設定し、スケジュールや効率化ポリシーを指定することもできます。
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スケジュールや効率化ポリシーを使用せずにStorage Efficiency処理を実行する場合は、効率化処理を開始します。
volume efficiency start -vserver svm_name -volume volume_name
重複排除とデータ圧縮が有効になっている場合は、最初にデータ圧縮が実行され、続けて重複排除が実行されます。FlexGroup ボリュームですでにいずれかの効率化処理がアクティブになっている場合、このコマンドは失敗します。
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FlexGroupボリュームで有効になっている効率化処理を確認します。
volume efficiency show -vserver svm_name -volume volume_name
cluster1::> volume efficiency show -vserver vs1 -volume fg1 Vserver Name: vs1 Volume Name: fg1 Volume Path: /vol/fg1 State: Enabled Status: Idle Progress: Idle for 17:07:25 Type: Regular Schedule: sun-sat@0 ... Compression: true Inline Compression: true Incompressible Data Detection: false Constituent Volume: false Compression Quick Check File Size: 524288000 Inline Dedupe: true Data Compaction: false