NDMP認証のバックアップユーザを有効にする
バックアップアプリケーションからSVMを対象としたNDMPを認証するには、十分なPrivilegesとNDMPパスワードを持つ管理ユーザが必要です。
バックアップ管理者ユーザ用のNDMPパスワードを生成する必要があります。バックアップ管理ユーザはクラスタレベルまたはSVMレベルで有効にすることができ、必要に応じて新しいユーザを作成することもできます。デフォルトでは、次のロールのユーザがNDMPバックアップを認証できます。
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クラスタ全体:
admin`または `backup
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個 々 のSVM:
vsadmin`または `vsadmin-backup
NISまたはLDAPユーザを使用する場合は、そのユーザがそれぞれのサーバ上に存在している必要があります。Active Directoryユーザは使用できません。
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現在の管理者ユーザと権限を表示します。
security login show
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必要に応じて、コマンドと、クラスタ全体または個 々 のSVM Privilegesに適したロールを使用して、新しいNDMPバックアップユーザを作成し `security login create`ます。
パラメータには、ローカルバックアップユーザの名前、またはNISまたはLDAPユーザの名前を指定できます
-user-or-group-name
。次のコマンドでは、ロールが割り当てられた `backup`バックアップユーザがクラスタ全体に対して作成され `backup_admin1`ます。
cluster1::> security login create -user-or-group-name backup_admin1 -application ssh -authmethod password -role backup
次のコマンドを実行すると、個 々 のSVMにロールが割り当てられた `vsadmin-backup`バックアップユーザが作成され `vsbackup_admin1`ます。
cluster1::> security login create -user-or-group-name vsbackup_admin1 -application ssh -authmethod password -role vsadmin-backup
新しいユーザのパスワードを入力し、確認のためにもう一度入力します。
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コマンドを使用して、管理SVMのパスワードを生成します
vserver services ndmp generate password
。生成されたパスワードは、バックアップアプリケーションによるNDMP接続の認証に使用する必要があります。
cluster1::> vserver services ndmp generate-password -vserver cluster1 -user backup_admin1 Vserver: cluster1 User: backup_admin1 Password: qG5CqQHYxw7tE57g