フェイルオーバーグループを作成する
ネットワークポートのフェイルオーバーグループを作成して、 LIF の現在のポートでリンク障害が発生した場合に、 LIF が別のポートに自動的に移行できるようにします。これにより、システムのネットワークトラフィックがクラスタ内の使用可能な他のポートに再ルーティングされます。
グループを作成し、そのグループにポートを追加するには、コマンドを使用し `network interface failover-groups create`ます。
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フェイルオーバーグループに追加できるポートは、ネットワークポート、 VLAN 、インターフェイスグループ( ifgrp )です。
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フェイルオーバーグループに追加するポートは、すべて同じブロードキャストドメインに属している必要があります。
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1 つのポートを複数のフェイルオーバーグループに含めることができます。
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異なる VLAN またはブロードキャストドメインに LIF がある場合は、 VLAN またはブロードキャストドメインごとにフェイルオーバーグループを設定する必要があります。
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フェイルオーバーグループは、 SAN の iSCSI 環境と FC 環境には適用されません。
フェイルオーバーグループを作成します。
network interface failover-groups create -vserver vserver_name -failover-group failover_group_name -targets ports_list
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`vserver_name`は、フェイルオーバーグループを使用できるSVMの名前です。
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`failover_group_name`は、作成するフェイルオーバーグループの名前です。
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`ports_list`は、フェイルオーバーグループに追加するポートのリストです。node_name > : < port_number > という形式でポートを指定してください。たとえば、 node1 : e0c のようになります。
次のコマンドは、 SVM vs3 にフェイルオーバーグループ fg3 を作成してポートを 2 つ追加します。
network interface failover-groups create -vserver vs3 -failover-group fg3 -targets cluster1-01:e0e,cluster1-02:e0e
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フェイルオーバーグループを作成したら、 LIF にフェイルオーバーグループを適用する必要があります。
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有効なフェイルオーバーターゲットのないフェイルオーバーグループを LIF に設定すると、警告メッセージが表示されます。
有効なフェイルオーバーターゲットのないLIFがフェイルオーバーしようとすると、システムが停止する可能性があります。