ネームマッピングの仕組み
ONTAPでユーザのクレデンシャルをマッピングする必要がある場合は、まずローカルのネームマッピングデータベースとLDAPサーバで既存のマッピングの有無を確認します。一方をチェックするか両方をチェックするか、およびそのチェック順序は、SVMのネームサービスの設定で決まります。
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WindowsからUNIXへのマッピングの場合
マッピングが見つからなかった場合、ONTAPは小文字のWindowsユーザ名がUNIXドメインで有効かどうかを確認します。見つからない場合は、デフォルトのUNIXユーザを使用します(設定済みの場合)。デフォルトのUNIXユーザが設定されておらず、この方法でもONTAPがマッピングを取得できない場合、マッピングは失敗し、エラーが返されます。
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UNIXからWindowsへのマッピングの場合
マッピングが見つからなかった場合、ONTAPはSMBドメインでUNIX名と一致するWindowsアカウントを探します。見つからない場合は、デフォルトのSMBユーザを使用します(設定済みの場合)。デフォルトのSMBユーザが設定されておらず、この方法でもONTAPがマッピングを取得できない場合、マッピングは失敗し、エラーが返されます。
マシンアカウントは、デフォルトで指定されたデフォルトのUNIXユーザにマッピングされます。デフォルトのUNIXユーザが指定されていない場合、マシンアカウントのマッピングは失敗します。
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ONTAP 9 .5以降では、マシンアカウントをデフォルトのUNIXユーザ以外のユーザにマッピングできます。
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ONTAP 9 .4以前では、マシンアカウントを他のユーザにマッピングすることはできません。
マシンアカウントのネームマッピングが定義されていても、それらのマッピングは無視されます。