ストレージQoSを使用してLUNへのI/Oパフォーマンスを制御および監視
LUN への入出力( I/O )パフォーマンスは、 LUN をストレージ QoS ポリシーグループに割り当てることによって制御できます。I/O パフォーマンスを制御することで、ワークロードが特定のパフォーマンス目標を達成できるようにしたり、他のワークロードに悪影響を与えるワークロードを抑制したりできます。
ポリシーグループは最大スループット制限( 100MB/s など)を適用します。ポリシーグループは最大スループットを指定せずに作成することもでき、ワークロードの制御に先立ってパフォーマンスを監視できます。
FlexVolボリュームとLUNを含むStorage Virtual Machine(SVM)をポリシーグループに割り当てることもできます。
ポリシーグループへの LUN の割り当てについては、次の要件に注意してください。
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LUN は、ポリシーグループが属する SVM に含まれている必要があります。
SVM は、ポリシーグループを作成するときに指定します。
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LUN をポリシーグループに割り当てた場合、その LUN を含むボリュームまたは SVM をポリシーグループに割り当てることはできなくなります。
ストレージQoSの使用方法の詳細については、を参照して"システムアドミニストレーションリファレンス"ください。
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コマンドを使用し `qos policy-group create`て、ポリシーグループを作成します。
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`lun create`コマンドまたは `lun modify`コマンドでパラメータを指定し `-qos-policy-group`て、LUNをポリシーグループに割り当てます。
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パフォーマンスデータを表示するには、コマンドを使用し `qos statistics`ます。
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必要に応じて、コマンドを使用し `qos policy-group modify`てポリシーグループの最大スループット制限を調整します。