SVMをiSNSサーバに登録
iSNSサーバに登録するようにStorage Virtual Machine(SVM)を設定するには、コマンドを使用し `vserver iscsi isns`ます。
コマンドは、 `vserver iscsi isns create`SVMをiSNSサーバに登録します。SVM には、 iSNS サーバの設定や管理を行うコマンドはありません。iSNS サーバを管理するには、 iSNS サーバのベンダーが提供するサーバ管理ツールまたはインターフェイスを使用します。
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iSNS サーバで、 iSNS サービスが開始しており、サービスを提供可能な状態であることを確認します。
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データポートにSVM管理LIFを作成します。
network interface create -vserver SVM_name -lif lif_name -role data -data-protocol none -home-node home_node_name -home-port home_port -address IP_address -netmask network_mask
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SVMにiSCSIサービスを作成します(存在しない場合)。
vserver iscsi create -vserver SVM_name
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iSCSIサービスが正常に作成されたことを確認します。
iscsi show -vserver SVM_name
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SVMのデフォルトルートが存在することを確認します。
network route show -vserver SVM_name
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SVMのデフォルトルートが存在しない場合は、デフォルトルートを作成します。
network route create -vserver SVM_name -destination destination -gateway gateway
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iSNSサービスに登録するようにSVMを設定します。
vserver iscsi isns create -vserver SVM_name -address IP_address
IPv4アドレスファミリーとIPv6アドレスファミリーの両方がサポートされます。iSNS サーバのアドレスファミリーは、 SVM 管理 LIF のアドレスファミリーと同じである必要があります。
たとえば、IPv4アドレスを使用するSVM管理LIFを、IPv6アドレスを使用するiSNSサーバに接続することはできません。
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iSNSサービスが実行されていることを確認します。
vserver iscsi isns show -vserver SVM_name
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iSNSサービスが実行されていない場合は開始します。
vserver iscsi isns start -vserver SVM_name