マルチプロトコル環境でのファイル名とディレクトリ名の大文字と小文字の区別
ファイル名とディレクトリ名では、NFSクライアントでは大文字と小文字が区別されますが、SMBクライアントでは大文字と小文字が区別されません。マルチプロトコル環境におけるこれらの影響と、SMB共有の作成時にパスを指定する場合や、共有内のデータにアクセスする場合に実行する必要がある対処方法を理解しておく必要があります。
SMBクライアントでという名前のディレクトリを作成すると、 testdir`SMBクライアントとNFSクライアントのどちらでもファイル名はと表示されます `testdir
。ただし、SMBユーザがあとでディレクトリ名を作成しようとすると、SMBクライアントではその名前がすでに存在しているとみなされるため作成 `TESTDIR`できません。NFSユーザがあとでという名前のディレクトリを作成すると、 `TESTDIR`このディレクトリ名はNFSクライアントとSMBクライアントで次のように異なって表示されます。
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NFSクライアントでは、ディレクトリ名の大文字と小文字が区別されるため、両方のディレクトリ名が作成したとおりにと
TESTDIR`表示されます(例:) `testdir
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SMBクライアントでは、2つのディレクトリを区別するために8.3形式の名前が使用されます。1つのディレクトリにはベースファイル名が付けられます。追加のディレクトリには8.3形式のファイル名が割り当てられます。
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SMBクライアントでは、とが `TESTDI~1`表示され `testdir`ます。
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ONTAPは、2つのディレクトリを区別するためにディレクトリ名を作成します
TESTDI~1
。この場合、Storage Virtual Machine(SVM)で共有を作成または変更するときに共有パスを指定するときは、8.3形式の名前を使用する必要があります。
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ファイルについても同様に、SMBクライアントでを作成すると、 test.txt`SMBクライアントとNFSクライアントのどちらでもファイル名はと表示されます `text.txt
。ただし、SMBユーザがあとでを作成しようとすると、 `Test.txt`SMBクライアントではその名前がすでに存在しているとみなされるため作成できません。NFSユーザがという名前のファイルをあとで作成すると、 `Test.txt`このファイル名はNFSクライアントとSMBクライアントで次のように異なって表示されます。
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NFSクライアントでは、ファイル名の大文字と小文字が区別されるため、両方のファイル名が作成したとおりに、およびと
Test.txt`表示されます `test.txt
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SMBクライアントでは、2つのファイルを区別するために8.3形式の名前が使用されます。1つのファイルにはベースファイル名が付いています。追加のファイルには8.3形式のファイル名が割り当てられます。
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SMBクライアントでは、とが `TEST~1.TXT`表示され `test.txt`ます。
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ONTAPは、2つのファイルを区別するためにファイル名を作成します
TEST~1.TXT
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Vserver cifs character-mappingコマンドを使用して文字マッピングを有効または変更した場合、通常は大文字と小文字が区別されないWindowsでの検索で大文字と小文字が区別されるようになります。 |