ゲストUNIXユーザの設定
ゲスト UNIX ユーザを設定すると、信頼されていないドメインからログインしたユーザがゲスト UNIX ユーザにマッピングされ、 CIFS サーバに接続できるようになります。ただし、信頼されていないドメインのユーザの認証を失敗にする場合は、ゲスト UNIX ユーザを設定しないでください。デフォルトでは、信頼されていないドメインのユーザによる CIFS サーバへの接続は許可されません(ゲスト UNIX アカウントは設定されません)。
ゲスト UNIX アカウントを設定する場合は、次の点に注意する必要があります。
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ホームドメイン、信頼できるドメイン、またはローカルデータベースのドメインコントローラに対してCIFSサーバがユーザを認証できない場合、このオプションが有効になっていると、CIFSサーバはそのユーザをゲストユーザとみなして、指定したUNIXユーザにユーザをマッピングします。
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このオプションを null 文字列に設定すると、ゲスト UNIX ユーザは無効になります。
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いずれかのStorage Virtual Machine(SVM)ネームサービスデータベースで、ゲストUNIXユーザとして使用するUNIXユーザを作成する必要があります。
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ゲストユーザとしてログインしたユーザは、自動的に CIFS サーバの BUILTIN\guests グループのメンバーになります。
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「 homedirs-public 」オプションは、認証されたユーザにのみ適用されます。ゲストユーザとしてログインしたユーザは、ホームディレクトリを持ちません。また、他のユーザのホームディレクトリにアクセスすることはできません。
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次のいずれかを実行します。
状況 入力するコマンド ゲストUNIXユーザの設定
vserver cifs options modify -guest-unix-user unix_name
ゲスト UNIX ユーザを無効にします
vserver cifs options modify -guest-unix-user ""
vserver cifs options modify -guest-unix-user pcuser
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ゲストUNIXユーザが正しく設定されていることを確認します。
vserver cifs options show -vserver vserver_name
次の例では、 SVM vs1 のデフォルト UNIX ユーザとゲスト UNIX ユーザの両方が UNIX ユーザ「 pcuser 」を使用するように設定されています。
vserver cifs options show -vserver vs1
Vserver: vs1 Client Session Timeout : 900 Default Unix Group : - Default Unix User : pcuser Guest Unix User : pcuser Read Grants Exec : disabled Read Only Delete : disabled WINS Servers : -