AutoSupportでのイベントトリガー型メッセージの作成および送信方法
AutoSupportは、EMSがトリガーイベントを処理するとイベントトリガー型AutoSupportメッセージを作成します。イベントトリガー型AutoSupportメッセージは、対処が必要な問題について受信者にアラートを送信します。このメッセージには、問題に関連する情報のみが含まれています。含めるコンテンツとメッセージの受信者をカスタマイズできます。
AutoSupportでは、次のプロセスを使用してイベントトリガー型AutoSupportメッセージを作成し、送信します。
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EMSがトリガーイベントを処理すると、EMSはAutoSupportに要求を送信します。
トリガーイベントは、AutoSupportのデスティネーションとプレフィックスで始まる名前を含むEMSイベントです
callhome.
。 -
AutoSupportがイベントトリガー型AutoSupportメッセージを作成します。
AutoSupportは、トリガーに関連付けられているサブシステムから基本情報とトラブルシューティング情報を収集して、トリガーイベントに関連する情報のみを含むメッセージを作成します。
各トリガーには、デフォルトのサブシステムのセットが関連付けられています。ただし、コマンドを使用して、追加のサブシステムをトリガーに関連付けることもできます
system node autosupport trigger modify
。 -
AutoSupportは
-noteto
、、-partner-address
、および-support`パラメータを指定してコマンド `-to`で定義した受信者にイベントトリガー型AutoSupportメッセージを送信します `system node autosupport modify
。コマンドでパラメータと
-noteto`パラメータを指定する `-to`と、特定のトリガーに対するAutoSupportメッセージの配信を有効または無効にできます `system node autosupport trigger modify
。
EMSイベントは、 `storage shelf PSU failed`必須、ログファイル、ストレージ、RAID、HA、プラットフォーム、およびネットワークサブシステムの基本データと、必須、ログファイル、およびストレージサブシステムのトラブルシューティングデータを含むメッセージをトリガーします。
今後のイベントへの応答として送信するAutoSupportメッセージにNFSに関するデータを含めることを決定します storage shelf PSU failed
。イベントのNFSに関するトラブルシューティングレベルのデータを有効にするには、次のコマンドを入力し `callhome.shlf.ps.fault`ます。
cluster1::\> system node autosupport trigger modify -node node1 -autosupport-message shlf.ps.fault -troubleshooting-additional nfs
`callhome.`プレフィックスは、コマンドを使用する場合、またはCLIのAutoSupportイベントやEMSイベントで参照される場合にイベント `system node autosupport trigger`から削除され `callhome.shlf.ps.fault`ます。