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日本語は機械翻訳による参考訳です。内容に矛盾や不一致があった場合には、英語の内容が優先されます。

LIFフェイルオーバーの設定を確認する

共同作成者

ONTAPをアップグレードする前に、クラスタのフェイルオーバーポリシーとフェイルオーバーグループが正しく設定されていることを確認する必要があります。

アップグレードプロセスでは、LIFはアップグレード方式に基づいて移行されます。アップグレード方法に応じて、LIFフェイルオーバーポリシーが使用される場合と使用されない場合があります。

クラスタにノードが8つ以上ある場合は、バッチ方式を使用して自動アップグレードが実行されます。バッチアップグレード方式では、クラスタを複数のバッチに分割し、最初のバッチに含まれるノードセットをアップグレードし、そのノードのハイアベイラビリティ(HA)パートナーをアップグレードしてから、残りのバッチについても同じ処理を繰り返します。ONTAP 9 .7以前でバッチ方式が使用される場合、LIFはアップグレードするノードのHAパートナーに移行されます。ONTAP 9 .8以降でバッチ方式が使用される場合は、LIFが他のバッチグループに移行されます。

クラスタのノードが8つ未満の場合は、ローリング方式を使用して自動アップグレードが実行されます。ローリングアップグレード方式では、HAペアの各ノードでフェイルオーバー処理を開始し、フェイルオーバーしたノードを更新してギブバックを開始します。この処理をクラスタ内のHAペアごとに繰り返します。ローリング方式が使用される場合、LIFはLIFフェイルオーバーポリシーの定義に従ってフェイルオーバーターゲットノードに移行されます。

手順
  1. 各データLIFのフェイルオーバーポリシーを表示します。

    ONTAPのバージョン 使用するコマンド

    9.6以降

    network interface show -service-policy *data* -failover

    9.5以前

    network interface show -role data -failover

    次の例は、2つのデータLIFを含む2ノードクラスタのデフォルトのフェイルオーバー設定を示しています。

    cluster1::> network interface show -role data -failover
             Logical         Home                  Failover        Failover
    Vserver  Interface       Node:Port             Policy          Group
    -------- --------------- --------------------- --------------- ---------------
    vs0
             lif0            node0:e0b             nextavail       system-defined
                             Failover Targets: node0:e0b, node0:e0c,
                                               node0:e0d, node0:e0e,
                                               node0:e0f, node1:e0b,
                                               node1:e0c, node1:e0d,
                                               node1:e0e, node1:e0f
    vs1
             lif1            node1:e0b             nextavail       system-defined
                             Failover Targets: node1:e0b, node1:e0c,
                                               node1:e0d, node1:e0e,
                                               node1:e0f, node0:e0b,
                                               node0:e0c, node0:e0d,
                                               node0:e0e, node0:e0f

    「 * Failover Targets * 」フィールドには、各 LIF のフェイルオーバーターゲットが優先順位の高いものから順番に表示されます。たとえば、「lif0」がホームポート(node0のe0b)からフェイルオーバーすると、node0のポートe0cへのフェイルオーバーが最初に試行されます。lif0がe0cにフェイルオーバーできない場合は、node0のポートe0dなどへのフェイルオーバーが試行されます。

  2. SAN LIF以外のLIFでフェイルオーバーポリシーが* disabled *に設定されている場合は、コマンドを使用して `network interface modify`フェイルオーバーを有効にします。

  3. それぞれの LIF について、 LIF のホームノードのアップグレード時に稼働したままにする別のノードのデータポートが「 * Failover Targets * 」フィールドに含まれていることを確認します。

    フェイルオーバーグループにフェイルオーバーターゲットを追加するには、コマンドを使用し `network interface failover-groups modify`ます。

    network interface failover-groups modify -vserver vs0 -failover-group fg1 -targets sti8-vsim-ucs572q:e0d,sti8-vsim-ucs572r:e0d