ボリューム効率化ポリシーを作成します。
コマンドを使用して、ボリュームに対して重複排除、またはデータ圧縮とそれに続く重複排除を特定の期間実行するボリューム効率化ポリシーを作成し、ジョブのスケジュールを指定できます volume efficiency policy create
。
コマンドを使用して、cronスケジュールを作成しておく必要があります job schedule cron create
。cronスケジュールの管理の詳細については、を参照して"システムアドミニストレーションリファレンス"ください。
事前定義されたデフォルトのロールを持つSVM管理者は、重複排除ポリシーを管理できません。ただし、クラスタ管理者は、カスタマイズした任意のロールを使用して、SVM管理者に割り当てられているPrivilegesを変更できます。SVM管理者の権限の詳細については、を参照してください"カンリシヤニンシヨウトRBAC"。
重複排除またはデータ圧縮処理は、スケジュールした時間に実行するか、特定の期間を指定したスケジュールを作成するか、しきい値を指定して実行できます。しきい値は、新しいデータがしきい値を超えてから重複排除またはデータ圧縮処理をトリガーします。このしきい値は、ボリューム内で使用されている合計ブロック数に対する割合です。たとえば、ボリュームで使用されているブロックの合計数が50%のときにボリュームのしきい値を20%に設定した場合、ボリュームに書き込まれた新しいデータが10%(使用されているブロックの20%)に達すると、データの重複排除またはデータ圧縮が自動的に実行されます。必要に応じて、コマンド出力から使用されているブロックの総数を確認できます |
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コマンドを使用し `volume efficiency policy create`て、ボリューム効率化ポリシーを作成します。
次のコマンドは、効率化処理を毎日実行するpol1という名前のボリューム効率化ポリシーを作成します。
volume efficiency policy create -vserver vs1 -policy pol1 -schedule daily
次のコマンドは、しきい値が20%に達したときに効率化処理を実行するpol2という名前のボリューム効率化ポリシーを作成します。
volume efficiency policy create -vserver vs1 -policy pol2 -type threshold -start-threshold-percent 20%