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クォータルール、クォータポリシー、およびクォータとは
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クォータは、 FlexVol ボリュームに固有のクォータルールで定義されます。これらのクォータルールは Storage Virtual Machine ( SVM )のクォータポリシーにまとめられ、 SVM 上の各ボリュームでアクティブ化されます。
クォータルールは常にボリュームに固有です。クォータルールは、クォータルールに定義されているボリュームでクォータがアクティブ化されるまで作用しません。
クォータポリシーは、 SVM のすべてのボリュームに対するクォータルールの集まりです。クォータポリシーは SVM 間で共有されません。1 つの SVM に最大 5 つのクォータポリシーを保持できるため、クォータポリシーのバックアップコピーを保持できます。1 つの SVM に割り当てられるクォータポリシーは常に 1 つです。
クォータは、 ONTAP で適用される実際の制限、または ONTAP で実行される実際の追跡処理です。クォータルールからは常に少なくとも 1 つのクォータが作成され、そのほかに多数の派生クォータが作成されることもあります。適用クォータの一覧は、クォータレポートでのみ表示できます。
アクティブ化とは、割り当てられたクォータポリシーの現在のクォータルールセットから適用クォータを作成するように ONTAP をトリガーするプロセスです。アクティブ化はボリューム単位で実行されます。ボリュームでのクォータの最初のアクティブ化を初期化と呼びます。以降のアクティブ化は、変更の範囲に応じて再初期化またはサイズ変更と呼びます。
ボリューム上のクォータを初期化またはサイズ変更すると、その SVM に現在割り当てられているクォータポリシー内のクォータルールがアクティブ化されます。 |